素直について

投稿日:2015年8月15日 更新日:

学習の基本は独学だ。
予習して学べぶ、復習し記憶する。
さらに弁証法的に飛躍させ、創造力をたくましくして、具体的課題を解決し生かす智慧を出す。。

学生時代は運動や音楽のほうが楽しいので、全く学習の基本もできて居なく、
一冊の本を最初から最後まで一字一句じっくり読んだ記憶がない。
社会人として働くことになったとき、俺は知能が遅れていると感じたのも偽らざる心境だ。

身体を動かすことが苦痛でなかったので、二つのことやってきた。
1.何事にも体当たりでぶつかって行動する(無知だからできる)
2.素直に人の話が聞ける(疑わないから騙されてきたことが多い)

現代の人は科学万能主義で、予習し、復習するように物事を計画し実行することを躾けられてる。
頭脳が一番で考えて、あらゆることを予測し対応を思考の中で考え尽くして行動に取り掛かる。
「失敗をしない」ことが優先されてる思考方法だ。

私は全く逆だ。
早飲み込み早合点というか「良いこと」とおもったら行動が先だ。
中味は走りながら考えをまとめていくような思考だ。
実に危なっかしい軽率な行動派であるとも言える。

自分の特徴は「素直さ」だと他人からも言われたが自分でもそう思い大事にしてきた。

最近自分の行動を省みて、素直にも二つあり表裏がある事に気づいたのである。(残念だが)

1.能動的な素直(これは子供と同じような自らの喜怒哀楽をアウトプットする積極性の意識だ)
だから、感じたことをみんな表現するプラス面もマイナス面もすべていうと他人を傷つける。
大人は喜びと楽しみといった積極言葉は表現するが、
怒りや哀しみは他人を傷つけるのでコントロールする姿勢を身につけなければならない。

2.受動的な素直(これは自分に起こってくることをすべて必然として受け入れる素直さである。)
人の意見でも全く同意できなく、自分にとって都合の悪いことでも、否定したり、
反論もしないで絶対肯定(必然として)で事実を受け入れる素直さである。
将にピンチをチャンスに切り替え、智慧を絞って問題を行動で解決する。(大愚な素直)

言い換えると1番は自分が自分をアウトプットするときの素直さであり、
2番は自分が外界や他人をインプットするときの素直さだ。

自分が成長するには「素直さ」の表裏を自ら知ってコントロールすることが社会人として必須である。
今からでも遅くはない、「素直」をさらに深める喜びが出てきた。(反省あるのみ)

皆さんは「素直」な自分大切にしていますか?

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