自分の今を生きる「動機善私心なかりし」

投稿日:2015年7月26日 更新日:

どんな人も幸福でありたい、仕事も成功したいと考えるのは当然だ。
問題は、どうすればその状態を創れるのかである。

お金があるからできるのでもなく、社会的地位があるからでもない。
自分にあった仕事があるわけでもない。

自己中心的に本能や私利私欲の命ずるままに、どう生きるかを考えることではない。
大自然からいただいた命に感謝し、
生かされてる命を使って世のために人のために何をするか考え行動することである。

栗城史多さんは29歳で、無酸素登頂に成功した。
彼は断言する。

「成功の反対は失敗ではなく、何もしないことだ。」

今、生かされてる命をどう燃やすのかに集中すれば道は開くのである。

日本の陽明学の祖といわれる近江聖人の中江藤樹は道歌で、

「悔やむなよ、ありし昔は是非もなく、
ひたすらただせ、当下一念」

今、真剣に集中して誠心誠意を込め行動しろと自分に問う。

われわれは本当に真剣に幸せなり、成功したいとおもってるのでしょうか?
実は本気でなく、できたらそうなりたいと考えてるとしたらどうでしょうか?
京セラの名誉会長の稲盛さんのように「誰にも負けない努力」はできません。

なぜなら思いがいい加減だからですね。
強く強く思はなければ智慧も出ないし行動もしないのが当然だ。

ことわざに、
「 実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差 

真剣だと智慧が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり

 本気でするから大抵のことができる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる」

最後に王陽明が言ってる言葉に救われた。
「山中の賊は破るは易し
心中の賊は破るに難し」

ほんとに本能や私利私欲に勝って、
自分が自分の主人になるためにも今を大事にすることだ。(反省)
「動機善私心なかりし」

皆さんは幸福になりたい本気ですか?

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