甘える勇気

投稿日:2012年10月5日 更新日:

子供家庭教育フォーラムの富田さんが「甘える勇気」が子供を救うという。

甘える=1.他人に素直になること、
      2.飛び込んでいく事、
      3.信じる勇気を持つこと。

この三つを持つことが人間関係を熟成させ、
1.他人を察することができる。
2.自分自身も肯定することができる。
引きこもりやうつ病にならなくなると断言する。

甘えるとは甘えた声で下出にでて相手を誘導することでもなく、
逆に高飛車に上から偉そうに押し付けがましく甘えるのでもありません。

この原因は何かというと効率優先の経済的価値観が支配的になったからだといわれる。
だから、手間のかかる子供を放置するようになり、
個性教育どころでなく、弧性に変質したという。
人と人の関係性が失われていくのである。

逆にトップの成績の勉強が出来た子供もトップから落ちたら、
親も仲間も仲良くしてくれないという恐怖感から人間関係を喪失するのである。

これを取り戻すにはお互いが思ったことが話し合える人間関係を取り戻し、
言ってる事が矛盾しててもかまはない親子関係をつくることだと断言する。

だからといって、素直になるには初めから傷つくことを恐れていたのでは始まらない。
すべての人は、困難な状況に出会うと苦しみますが、
苦しみに立ち向かって行く力を育て、道を開いていくことだと締めくくる。

私の若いころはTO HAVE(具体的に目に見えるものを持ちたい)という現実的な目標があったが、
現代の豊かな社会で育つ若者はTO BE(社会というとらえ難い世界の中で自分の存在を自覚したい)、
と言う目に見えない確からしさを求めあがいているようだ。

この解決は自分に小さくても良いから目標をつくって、
TO DOして一歩づつ現実を歩き性急にならず4,5年先を見つめ辛抱する力もいる。
辛抱知れば必ず道は開けるのである。
甘える勇気の持った人になることは人間関係構築(コミュニケータ)の達人となるに違いない。

みなさんは甘える勇気実行されてますか?

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