「月刊朝礼」26日の記事

投稿日:2020年2月27日 更新日:

毎朝現場ではラジオ体操をしてから、
「月刊朝礼」を読み合わせる。
その日のリーダーが感想を一言いうのである。

キリンビールの社長の布施孝之さんの若いころの話だった。
営業として月に数回通っていた得意先がある日、
他社のビールに変えられてしまった。
もちろん提案もいろいろやっていたのだがなぜかわからない。
そこで上司に説明したら、
一言「コミュニケーションというのは100%、受け手に権利がある。」
もちろんその後は「相手の話を徹底的に聴く」ことを実行された。

文章で読むと簡単だが、実際にできるかとなると話すほうが楽だ。
聴くのには忍耐力とテーマ設定があって意思疎通できる。
一方、ブレーンストーミングと言って自由に話し、課題を抽出したり、
IDEAを生み出したりする方法もある。
松下幸之助も「聞き届ける」と聞くだけでなく、
理解するとこまでとことん聞くことだと諭される。

聞き手に権利があるということは、
発信側が相手を十分理解しようという意思がいる。

中国の僧侶の仏光星雲(1927から)が人生二十を提案してる。
代表的なものに、
1生きていくうちに自分の敵になるのは自分自身
 (相手を敵にしてるうちは愚痴が出る行動しない)
2、生きてゆくうえで欠点になってしまうのは利己的な面だ
 (利己心はエネルギーで表面に出ると自己中になる)

偏見を持たないとか、物事に無知であることであったり、
傲慢になるななどを挙げてるが、相手を100%受け入れる度量が欲しいものだ。

皆さんはコミュニケーションを100%受け手の権利と考えられてますか?

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