自責・他責について思う

投稿日:2012年5月30日 更新日:

自責・他責について思う
大飯原発再稼動に向けて、マスコミは賛否両論の意見を言ってるが、
おおむね経済的損失を考えると一時稼動はやむをえない、
事故のリスクと比べても再稼動が妥当という論調だ。

地元の経済的なことも考えると福井県も仕方ないのである。
この状況で他に対策はないのかを考えるには、
地元の生活基盤の再整備的なプランと雇用の確保が重要だ。

政治に素人の私の思いだが、現実的な構想があるわけではないし、
命がけで決断実行はしない。
ただマクロ的な理想論の視点だけを述べ評論してる愚かさだ。

働く事=お役に立ち、三方良しを実現することが一番大事と考えるのが経済人だ。
経済人の基本はすべてが自己責任が原則だ。

因果応報と言う言葉が仏教にはある。
すべての結果は因果の法則に則っているのだ。
他責にして他人に責任転嫁して物事が解決するというのはビジネスの世界では通用しない。

国と国民の関係についてケネディーの演説を思い出す。
「アメリカがあなた方に何をするかで無く、あなた方がアメリカになにができるか問いたい」
原発の判断も国民の自己責任で判断する姿勢が問われ、
生活保護も「恥」の心が無く、働く場所がないとダブルで貰っていたり、
不正請求があるというのは国民としてなにが出来るかという生き方でなく、依存してるだけだ。
〔本当に必要な人にはセーフティネットの保護は言うまでも無い〕

ビジネス社会ではまず自分が何ができるかが問われる。
今朝、製造の朝礼に参加した。
短納期になり、予定が三ヶ月先まで工事が組めた10年前とは状況が一変してるが、
日々の仕事への取り組み段取りの改善、
技術的な革新により方法の改善を繰り返す事で対応力が磨けてる。
今では10年前が懐かしいと工務、資材を見てる課長が当たり前の様子で語っていた。
〔彼らの努力には敬意を払う〕

情報化社会で縦社会がヨコ社会化し、
情報のスピードが6倍の速さになるとビルゲイツが言った状況で、
精神的に生活保護を受けないと、このスピードのついていけない人もたくさんでて、
年間に3万人もの自殺者を出しているのも現状だ。

自分で田を耕し、自分で泥臭い仕事し、五感を通じて体感することが生きることだ。
頭だけで考え妄想し不安や恐怖にかられ行動しないから、
ますます精神の発達が遅れ、コミュニケーション力が落ちる。

この精神発達の悪循環を断ち切るには、
他人に責任転嫁せず、因果の法則で自己責任を自覚に真の自立をすることだ。

皆さんは自己責任で困難を克服してますね!

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