常に夢と若さを保つこと

投稿日:2013年10月7日 更新日:

常に夢と若さを保つこと
この「常に夢と若さを保つ」を社是の第一条にしてるのはホンダの創業者本田宗一郎さんだ。
実にわかり易い説明をされる。
人生は「信用とカネ」の天秤棒だと言い切る。
なぜかというと、凡人は人よりより良い生活がしたい為には「カネ」が要る。
しかし、世間に役に立って他人も認め、自分も役に立ったと満足するには「信用」がいる。

天秤棒だから、カネがほしいと視点を変えたら、
カネはあがるが信用ががた落ちになる。
信用のほうを上げればカネの方が下がる。

「カネ」も「信用」も両方高めるには支点を上げる以外にない。
支点を上げるとは自分がよく勉強して自分の実力を養うことだ。
これが原則だ。(誰にも負けない努力)

われわれの智慧を磨くには三つある。
1.見たり、2.聞いたり、3.試してみたりと三つだ。
見たり聞いたりは迫力がない。
理屈だ。
試した体験は迫力があるし、他人を感動させる。
だから自分を良く見つめる以外には人生も事業も発展はない。
自問自答することだ。
弊社では「三方良し」が自問自答のチェック基準だ。

さて、本田さんはさらに言葉についても明確だ。
言葉は便利だ。
話して伝えるのには使えるが、
実は受け取る側は一人一人違う不便なものだ。
われわれは言葉では生活していない。
あいつが虫が好かんとか、
気分で買い物してしまうように、言葉以外のもので生活してる。
それは「信頼」だと断言される。(心と心が通じる)
信頼とは一日一日のその人の履歴、人となり。
〔私流に言うと行動と仕事・人生に向き合う姿勢・態度)

さらに突っ込んで、個人的にはただ単に生きてるだけでは無味乾燥だから、
「プライド」と「カネ」の両方がほしい。
そうすると必然的に、常に夢もって若さを保ち、
独創性やアイデアが資本力になる。

仕事でも事業でもよく資本がないから思わしくないと言い訳する人がいるが、
実はアイデアや独創性がないからである。

良い製品は国境を越える。

みなさんは本田さんの歯切れの良い言い回し、いかが感じられますか?

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