「和」の風を吹かせるのがリーダー

投稿日:2019年6月20日 更新日:

仕事にしろ、人生にしろ人間関係を上手く結ぶ事が、
大きく結果が違ってくることは言うまでもない。
ところが、その基本的な関係を結ぶポイントは何かとなると、
さまざまである。

リーダーは集団を上手く統率したり、引っ張るコツは「和」の風を創ることだ。
志を高く、心のベクトルを「和」し、進むべく方向と方法を明確に創造的に前進する。

勿論メンバーは受動的に手段を作業化するのでなく、主体的に積極的に取り組む。
仕事・人生において結果がすべてだが、そのプロセスにおける手段方法は常に変化させ目標を具体的に仕上げる。

「和」の目的は一体感を生み出すことである。
正解はない。
呉子曰く、「まず和して而後に、大事を為す」
意味=物事は人の和が整えば造れる。

ユネスコ憲章の言葉に「戦争は人の心にある」と書かれている
自分の心から戦争を無くす努力がいるのである。
大事をなすには心が善で、心と心が和する状況、風を吹かせる。

韓非子の言葉に「聖人の治は、民を蔵して府庫を蔵せず」
意味=府庫とは財物・文書など入れる蔵で、
良い政治とは自分の懐を肥やして蔵に入れるのでなく、民の生活を優先して肥やし利益還元する。

仕事も人生も心と体を持っている人間が行うからには、
心の成長と、からだの健全性を保たなければ継続できない。
仕事や人生は物心両面の豊かさ、生きがいの両方が満たされてこそ現実化する。

人間は不完全で矛盾しているからこそ「和」して、
心と心が通い合う事が重要だ。

皆さんは「和」することどうされていますか?

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