「学ぶ」を遊ぶ

投稿日:

学問には四つの段階がある。
若き時にこのことを知って、安岡正篤先生に学び、
私淑された伊與田覚先生だった。

論語の講義を何度となく聞いた。
やはり学而第一の
「子曰く、学びて時にこれを習う、亦喜ばしからずや。
朋遠方より来る有り、また楽しからずや。
人知らずして慍ず、また君子ならずや。」

【意味】
聖賢の道を学んで、時に応じてこれを実践し、その真意を自ら会得する事ができるのは、なんと喜ばしいことではないか。ともに道を学坊として、思いがけなく遠方から同志がやってくるのは、なんと楽しい事ではないか。人が自分の存在を認めてくれなくても 、怨むことなく、自らなすべきことを努めてやまない人はなんと立派な人物ではないか。

学ぶ喜びが、楽しさが一番でている。
言い換えるとソウルメイトのことだ。
学問の四段階は、
一段階は「蔵学」ひたすら取り入れ蓄積する。
二段階は「修学」蓄積した学びを整理しなおす。
三段階は「息学」学ぶ事が呼吸するように自然なものになる。
四段階は「遊学」学んだ事が事故と一体化することである。

三段階までのことを孔子は「知好楽」と言ってる。
これはすべて相対的だ。
無知だから知、
嫌だから好、
苦だから楽を求める。
そうではなく、「遊」は絶対的な価値観だ。
言い換えると他人を気にしたり、世の為とか大儀をかざさないで自ら行動していく。
認めてもらうことが目的ではない。
本当の自由自在だ。

若いころは学ぶのは抽象的な概念を思えるので苦痛で楽しくなかった。本を読むのも新しい概念を覚えなければならず嫌いだった。
40を越えたころから、耳学問をして学んでいたが、本を読んで学ぶようになった。
知らない事を知る楽しさが喜びが湧いたと同時に志を高める事に気付きだした。
学んで自分の志に生かす、使う。
インプットしたらアウトプットする。
それは事業だった。

「子曰く道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ」

【意味】
志に終わりなく道を創っていく、相対的でなく、自らの徳(正しきことをして、やってはいけないことをしない)人の気持ちを察したり、おもんばかり誠実に寄り添い、六芸(礼、楽、射、御、書、数)に遊ぶのである。

学ぶ事は生き生き生きることであり、自分の使命を全うする事でもある。終わりのない旅を志を高め正しい事を全うする。

皆さんは学ぶ事遊んでおられますか?

no image

2020/09/22

「心を動かす」から感動する。

仕事通じて学ぶことがいっぱいある。仕事を創造していくことが楽しい。仕事を発展させることは同時に自己の成長に繋がるからだ。 ...

no image

2020/09/20

「意気色空を貫く」に思う

この言葉は友人の結婚式の寄せ書きに恩師の小田切先生が書かれた言葉だ。 当時は29歳で全く意味が解らなかった。「意」とは意 ...

no image

2020/09/18

「義理の兄の死」に思うこと

9月16日に、午前3時ごろ病院で息を引き取ったと夕方にメールが来た。 癌で闘病していて、放射線や薬の投与も受けていたが、 ...

no image

2020/09/12

資本と労働が一体化する「知価革命の時代」がやってきた

1990年6月に発行された「知価革命」という書籍で堺屋太一さんが30年前に言っておられた言葉だ。大量化・大型化・高速化の ...

no image

2020/09/10

「生老病死」を乗り越え、さらに苦からの解放へ

2010年頃、Googleが発信元となりシリコンバレーで「マインドフルネス瞑想」というものが企業でも取り入れられ盛んにな ...

-生き方
-