現代を生きる自分創りのコツ

投稿日:2016年10月5日 更新日:

ISO9001の品質維持審査をJQAの審査官がこられ、
今日から三日間各部署がチェックされる。
トップインタビューを受け自室に帰ってきてブログを書いている。

インタビューの最後に「この維持審査を受けるに当たって要望がありますか?」と問われた。
そこで二つの要望を出した。
1.第三者の目で厳しく審査していただきたい。
2.他社で不適合の解決方法の具体性を指導願いたい。

第三者機関のチェックは社員にとっても学びとなり、
またお客さんにとって品質の高い商品サービスが提供される絶好のチャンスである。
叱られるのは気分がいいものではない。
褒められる方が気分はいいに決まっている。

でも第三者機関は事実の課題を暴き出すのが仕事だ。
東京都の豊洲移転問題は会議を重ねているとき何となく「空気」が決め、
縦割り行政構造だから土木課と建設課の連絡がうまく行かなかったと言う報告だった。
責任者不在のなんとも納得のいかない報告がテレビで放映された。
(みんなでやれば怖くない民主主義=無責任主義だ)

さて、もうひとつ弱者保護は当然だが、その建前を通す事で、
弱者でない普通の人が国や地方自治体、
会社にぶら下がる口実になっていると感じるのは私だけだろうか?

大半のまじめに献身的に働く勤労者が税金を納めているから社会の活動が循環してる。
実際その人たちが損しているのではないかと感じるのは私だけだろうか?

大きな社会の変化や人間の価値の変化を評論するだけで何もしない傍観者はやめて、
自分を創る事から始める事にする。

自分を創るコツは二つある。
1.褒める叱るは時が大事だ。
褒める=無能を認めてる自分だ
叱る=有能を認めている行為だ
2.アニマルスピリットがいる。(未知に向かって突き進む勇気と情熱)
ケインズは「TO DO GOODの前にTO BE GOOD」
これも自分は良くないと認めるTO DO GOODは相対的に評する前に、
自分は良くあると絶対的存在として認めるTO BE GOODこそ主体性だ。
このGOODは良識(良心)を言ってるのである。

私は他人や社会を直接変える立場でもないが、自分を変えることはできる。
自分が自分を「TO BE GOODに創れば」それが伝播して世界が変わるかもしれない。
私達は過去へ戻る事はできないが、過去に大切にしてきた価値観を取り戻す事はできる。
少子高齢化し人口が減り、経済も拡大再生産を持続させるわけにはいかない成熟した資本主義では、大きく価値観が転換せざるを得ない時期に来てると察する。

幸福=欲望分の充足といった欲望拡大でなく(拡大傾向の社会の価値)、
少欲分の知足と言う、足るを知る価値観だ(縮小傾向の社会の価値)。

簡単に言うと幸福を奪い合って競争で勝ち取るのでなく、
幸福を分かち合う競争社会が到来する。(震災等のボランティア活動に見る)

皆さんは自分創りどうされてますか?

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