善なる魂をベースにした経営

投稿日:2019年3月10日 更新日:

SQ(Soul Quotient)が人と人を共感する魂をみんな持っている。
そんな仲間のことをソウルメイト(Soul Mate)= 気のあった仲間と言う。

時代はAI(人工頭脳)の時代となり、
間違いなく人間の脳の知識や感情までコピーできる時代が来ている。
従来の人間を計るのには二つあった。

  1. IQ(Intelligence Quotient)知能指数だ。
    精神年齢÷生活年齢×100
  2. EQ(Emotional Quotient)情動指数(感じる知能指数)
    仕事の取り組み姿勢や人間関係への関心度など感情視点から測定した、
    問題処理能力、事後処理能力、全体を俯瞰し創造する事や、周りへの配慮だ。

EQ、IQは生まれ持って遺伝的に持ってるものと、
後天的に体験を積み重ね脳を使い磨いたものがある。
だからこの二つは使った脳によって個性が生まれるのである。

個性が違えば価値観も違うし、
課題解決の方法や手段も違ってくるのは当然だ。
何人かで協働で仕事をする場面では食い違いも起こるので、
効率よくまた効果が期待できるには、
個々人の心の奥の「善なる魂」が結びついていないと、
疑心暗鬼が起こるか対立して結論がでない。

心の奥の「善なる魂」と呼ぶが、魂を規定するには二つの条件がいる。

  1. 子供がおぼれてるとしよう。
    もしそんな光景を見たら、あなたは助けてあげようと思うに違いない。
    これが「善なる魂」だ。
    その後の行動は個々人違う。
    ある人はすぐ飛び込んで助けるかもしれない。
    ある人は救急車を呼ぶ、ある人は多き声で助けを呼ぶ、
    警察に電話する人もいるだろう。黙って見守って、
    直接行動する人を助ける人もいる。いろいろだ。
  2. 「善なる魂」とは自然の法則であり、万人が人間として生まれたら宿している。
    宇宙の法則に気付くことだ。日ごろはIQやEQによって隠れているのである。

さて、特に「善なる魂」を引き出すには少し手間がいる。
人間は真っ白な心で生まれるが、これでは生きていけないので、
知識を磨き、五欲という欲をエネルギーにして自分を守る利己心を作り、
自己中心的な保守的行動するのが普通だ。

簡単に人の言う事は信じないし、知らない事や場所にはできるだけ近寄らないし、
新しいことや、難しい事、日頃と違う事には手を出さないのである。
言い換えると、後天的につけた知識や感情に支配されて、
「善なる魂」は埋もれてしまっているのである。
3歳児の子供は無邪気に100%親を信頼し、自由自在な行動が出来ないのである。

この自由自在な「善なる魂」を開くには、IQ、EQを一時的にかなぐり捨てる必要がある。
方法はいろいろあるが、坐禅の瞑想によってIQ、EQを取り去り「無心」の状況を作ることもできる。

仕事であれ日常生活であれ人間が共同生活してるか、協働で仕事を効率よく効果をあげる。
それには、「善なる魂」をベースにして個性を発揮する行動が出来ることだ。

利己心だ利他心だという相対的な価値を離れて、真っ白な「善なる魂」を自ら作る努力がいる。
毎日風呂にはいり、朝は洗顔する。
しかし、一日仕事や生活でついたほこりを「洗心」しないで溜め込んでうつになったり、
ヒステリーになることが多いのが人間だ。
経営は人間の営み、「善なる魂」が共感する仲間を増やす活動でもある。
ソウルメイトが会社の中で増え、取引先の中に増え、
業界に広がり、日本上に、世界中に一歩づつ草の根運動しながら前進させたい。
1分でも良い5分でも良い、毎日「洗心」の時間を設け、
心を浄化する事が明日へのエネルギーになる。

皆さんは「洗心」何分やってますかね?

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