大阪石材社長ブログ

「経営の目的」に思う

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経営は売り上げと利益が大事であるが目的ではない。
売り上げや利益は行動の結果の通知表に過ぎないが、数字の後ろにある人の想いを察する、そのプロセスが重要だ。

言い換えると人が先、人が幸せを感じあえるかが経営の要諦だ。
人を社会に合わせる人材育成でなく、社会に役立つ人を育てる。

未来を切り開こうとするからこそ、苦難に、それに耐え懸命に努力していく過程で、心の中に美しく正しい善なるものを常に持っているように努めていく信念と情熱がいる。
義務と責任で仕事をしている間は苦しい、意味と価値を感じて仕事をすれば楽しい。

経営は才能なきことを憂えるのではなく、熱意なきことを恐れなくてはならない。
花は香り、人は人柄、「一人一人が同じ命」として良心が開かれ、つながっていく組織を目指し、それが社会を立派にする信念に基づいた行動力だ。

目に見えるものや形があればわかりやすいが、情熱と想像力と行動力は「志」によって決定される。
「少年よ大志を抱け」といったのはウィリアム・スミス・クラーク博士だ。
しかし、人生の青春期も壮年期も晩年期も未来に向かって「大志」を抱き、
一意専心で行動することが生きがいを産むのも事実だ。

元花園大学学長の西村恵信先生は「今日は私が一番若い日」死から考えての話だ。
91歳になられるが矍鑠(かくしゃく)としてユーモアーのある人柄だ。
自分の経営も会社の経営も同じだ。「今ここ自己」で生ききることに違いない。

皆さんは「経営の目的」いかに思われますか?

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