健康と言うのは「健体康心」と言う四字熟語だ。
建体と言うのは肉体のことだ。
一般にはこの肉体を健やかな状態に保つのを自己コントロールするために、
サプリメントを飲んだり、食べ物を補給する栄養素の分析と食生活改善をしたり、
外的な刺激で鍛える。運動することで筋肉の加齢による老化を防ぐ方法を語る。
もちろん、実際に毎日少しづつでも続ける意志があれば、着実に健体になる。
ところが、人間はこの毎日続けるということができない不完全な性質を持っているから厄介だ。
努力と熱意と意志がいる。
さて、これで健康になるかといえば違うことがはっきり理解されたでしょう。
心が安らかに成らなければならないというのであります。
では、心のサプリメントは何を飲んでいますか?
身体なら「青汁」ですか?
「人参」をジュースを毎朝飲む。
私は「酵素」を飲んでいます。
心のサプリメントは「言葉」を食べています。
松下さんのような事業を一代で築かれた体験からにじみ出る言葉。
歴史上の人物の九死に一生を得たときに感じ思った体験からくるヒラメキや言霊。
できるだけ偏らないで違うジャンルの本、新聞やビジネス雑誌、ニュースを読む。
次に必要なのは心を創るにはどうするか?
これには情熱と意志と努力がいる。
私は「働く」ことが心トレーニングの場で、
努力するタフな意志をを創るのも仕事を通じてだ。
「働くとは」
自分が好きなこと自分勝手に自己満足するだけでは成り立ちません。
また極端に相手のために犠牲ばかりしていることでもありません。
このハイブッリッドな状況を生み出し、社会も良くなってゆく働き方を工夫する。
日本では近江商人が「三方良し」と言って、
売り手良し、買い手良し、世間良しを目標に誰にも負けない努力をしたんですね。
人間は肉体と言うモノを通じて自己実現するのも事実だが、モノではありません。
心という、無限に創造することの出来る知恵と良心から紡ぎだされる環境創造をする、
いきものだ。
この知恵と良心を世のため人のために使うのも、
自分のためだけに使うのも判断し決断しているのは自分自身だ。
一方、矛盾するがどんな人間も自分は幸せになりたい、
おもい通りの人生が送りたいと思っていることは間違いない。
しかし、思いが強い人ほどおもい通りにならない方向に行くのも現実だ。
(これを仏教ではこだわり、執着と言ってあまり良い行動とはいわない)
人間の遺伝子は自分を守りたいという本能があり、それは利己心だ。
しかし、おもいどうり自己実現したいと願っている人は、
利己心から物事の行動を起こすのではありません。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、
「世のため人のため」を真剣に考え実行する人が思い通りに行く。
「健体」を己にすると同じぐらい、「康心」を作る努力と情熱と意志我なければ本といの健康を得れない。
皆さんは健康どんな風にバランス創っておられますか?