組織は上司の人間力で決まる。

投稿日:2016年6月25日 更新日:

創業間もない頃は今後どのように仕事を安定させるかが最大の課題で、
同時に恐怖と不安感でいっぱいであった。

一方、そんな心境のときに一緒に働いてくれる人がいる。
私は失敗は出来ない。
共に働く仲間に全責任を背負わねばならないと思った。
(商売も知らない、経営も知らない未熟な私で申し訳ない気持ちだった)

私の心の恐怖や不安感は仲間に伝播する。
確信を持って方向性を打ち出せない自分がもどかしく辛かった。

そこで得た結論は「自分を磨くこと」だ。
リーダーが出来ること、知ってる範囲でしか部下は育たない。
もしリーダーより優れた能力があれば、学ぶ価値なしと会社を去る。

「学ぶ」以外なしである。

「能力」はみんな同じことをやるのでないので、
それぞれが得意なところを担当してもらうしかない。
ではリーダーは何をすればいいのか?
優れた能力の人と共にやらなければ会社は伸びない、
自分の「人間力」を高める以外ないと思い、
仏教を初め人間学の学びを深くしていった。

誰よりも仕事と会社と仲間を愛し、
誰よりも情熱と勇気を持って行動することだと気づいた。
疑問におもったことは率先して師を探し、
講演会に足を運び、本を読み学ぶことにした。

辿り着いたのは「自分に勝つ」克己だ。
人間の本質は利己心だ。
いくら美辞麗句を言っても自分が可愛いのだ。

安岡正篤先生は「四患」と言って、リーダーはしてはいけないことを四つ挙げておられる。
1.偽である。(嘘をつくことです、小さなことでも)
2.私である。(公の立場を忘れないこと。私的に公器の会社を利用してはいけない)
3.放である。(無礼な振る舞いや無責任な放埓な行動をするなということ)
4.奢である。(一度贅沢をしたら節倹する生活が出来なくなることを戒め普通の生活をする)

この4つの病気になってはならない。
今話題の東京都の知事はじめ都議は特権階級のように錯覚をしているように感じるのは私だけだろうか?

リーダーに求められる資質は5つあると書かれている。
1.知性(卓越した幅広い見識と洞察力だ)
2.説得力(行動の意味を充分伝え、抽象性と具体性を結ぶ比喩表現が出来る)
3.肉体上の耐久性(食事の管理と運動管理ができ健康状態を維持する)
4.持続する意志力(志を高め、あきらめないでこつこつやり続ける忍耐力だ)
5.自己制御の能力(物理的な欲望も精神的な感情もコントロールできること)

これがすべてできる人物がいるかといえば居ないかもしれない。
しかし、この5つの徳目を自ら挑戦し高めていく努力はいる。
能力も大事だ。
もっと大事なのは自分と戦う克己心がリーダーには必要だ。
一生学び続け、現状を一歩でも前進させ自分磨きをすることが仲間に対する責任である。
自らの襟を正さなければならないと反省する次第だ。

皆さんはどのように人間力磨いておられますか?

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