生命の法則

投稿日:2012年4月6日 更新日:

生命の法則
自分のいのちが輝き活き活きすることと、
心が安らかに安心することを願い、
自分のことばかり考えてるのが人間だと気付いたのは御釈迦さんだ。
安心立命する方法は自分で智慧を絞って利他行〔無縁の慈悲〕をすることだと諭す。

ある時マザーテレサに、
「あなた方は今死にかけてる人を助けてなんになるんですか?」と問うた。
毅然としてマザーは、
「私たちは社会を変えるようなことをしているのではありません。
 その人の餓えを満たしてあげる、ただそれだけでいい、
 しかし、この一滴がなければ大海は満たせません。」

生命に法則がある。
その法則は「人間は他人のいのちに仕えるとき、自分のいのちが最も輝く」
仏教では慈悲には三つあるという。
1)衆生縁の慈悲=困ってる人を助ける人情
2)法縁の慈悲=仏法と触れ自我の執着に目覚める。
3)無縁の慈悲=全く関係の無い人に布施、対象の無い慈悲〔利他行〕の行動。

マザーテレサのように死に行く人の餓えを満たすことができなくとも無縁の慈悲をする。
私たちはマザーのような心境になれないが、電車で見ず知らずの人に席をゆずりますね。
今、危険な状況にある通りがかりの人に無我夢中で身を捨てて助けますね。
われわれの遺伝子にはそんな良心が植わっている。
われわれ凡夫は浅いですが、
無縁の慈悲という合理的計算しない行為をすると、生命の法則が働く。

みなさんは生命の法則、どう感じますか?

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