大阪石材社長ブログ

「道」とは

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孔子の論語に「道に志し、徳に拠り、仁に拠り、芸に游ぶ」
意味=人として人間関係や倫理規範、道徳を意味し善悪の判断を見定め、「仁」思いやりや「義」義理を通した生き方を体現し、世の中に立つには、芸に我を忘れて熱中するという誠と柔らかさを生きろという。
こんな人間いるでしょうか?
人間の理想を追求するのが儒教(孔孟の教え)だが、道家(老荘の教え)道=宇宙根源的な実在、万物の法則、そして自然のままの姿と捉える。人や物が本来あるべく状態、天地自然と調和した生き方をいう。
仏教では「道」とは釈迦の悟りの状態を示すのである。
これだけ「道」に対する解釈が違うと自分はどうするか迷ってしまう。
わたしが関心のあったのは、仏教の「道」で釈迦は何を悟ったのか学びたかった。
それは「四諦説」諸転法輪で、鹿野園で話されたことがすべてで、人間は「苦集滅道」であり、「一切皆苦」を知り、すべては「諸行無常」変化し、「諸法無我」そこには主観的な自我がなく因縁で成り立ってるという事だ。

それには今の環境を捨て、「出家」して人間的欲を捨てられる環境へ飛び込むという事だ。
現在も執着を捨てるために仏教修行者は出家して「悟り」を得ようと修行する。
凡人のわれわれは生活もあるし子供も育てなければならないので、「利他行」によって、社会に役立つ仕事を通じて日々精進することが「道」を体得する現実的な行動だろう。
「道」の意味も先人によっては違った行動になることだけは理解できた。

さて皆さんは自分の「道」どう創造されていますか?

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