「中村天風」学ぶ

投稿日:2019年1月31日 更新日:

ある経営者が30億の借金を抱え再建を余儀なくされた。
銀行にいって、5年で返すという経営計画を出した。
銀行は「利益の出ない会社ができるわけがない」と断言。

彼は給与も払えないかもしれないので、機械を与えて独立してもらい、
自分が受注をして、仲間として協力してもらうような仕組みの経営に変えた。
その自信は中村天風との出会いであった。
天風の身心統一法を自ら実践すればできると確信していたからだ。

27年の歳月が過ぎ、一日も欠かさず毎朝坐禅をして心身を統一し、
ひらめいたインスピレーションを具体化して現在は180億の上場会社に仕上げた。

それには三つの誓いがあった。
1.利他の心で行動する。
2.積極語しか言わない。
3.相手の人格を否定しない。

経営は結果の利益を出す事が大事だ。
それに、どんな仕事でも世の中の役に立つという信念を持ってかかる。
社員のおかげで経営ができるという謙虚な気持ちを持ち続けると語る。

何かきれいごとのように聞こええるが、そうではない。
中村天風のものの見方は真実をついているので紹介する。

1.幸せの定義
人間は「あんな着物がほしい」「あんな車がほしい」と願い、手に入る事が幸福だと思ってるが、それは違う。これは欲を満たしただけで、欲が満たされたらまた次の欲がでてきて、
その間はもだえ苦しむのである。
逆に言うともだえ苦しむ事がないことが幸福なんだと教える。
ただ現在与えられたものを持って満足する。分に安んずる習慣を身につける。(満足の習慣)
「あるがままの我あるよとして生き行かば、悔いも恐れも何もなし」
でもこの心持作るのはたやすくないですね。

2.信念ある理想 
「あんな事やりたい」「あんな風になりたい」と思いつくが、何か困難あうと、
諦めてしまうのが普通だが、これは理想ではなく欲望だと言い切る。
ただ夢見たいなうわごとみたいな気持ちを心の中に描いただけという。
理想には信念が必要だ。
信念がないとどんな故障がでようと、万難を突破して完成成就、勇猛邁進する力が分裂する。
信念があれば理想実現に邁進できるというのである。(欲望を信念へ高める)

3.絶対積極語を使う
自分の頭に入ってる消極的な言葉を一切更改する。
言い換えれば自分の頭の中から追い出してしまって100%積極言葉しか使わない。
観念要素の更改と言っているのである。
積極、消極を超えて絶対積極の言葉のみで行動する。
そうすれば3つの誓いの相手の人格を否定しない事が実行できるというわけだ。

このことを実行したある経営者は最初は真似だが、
必死の思いで27年続けた行動が自分の血肉となり、信念化したに違いない。

皆さんはこんな体験された事ありますか?

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