大阪石材社長ブログ

「学ぶことの意味」

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資本主義社会の仕組みの欠点は恐慌と戦争が起こるということである。
結果として貧富の格差を生むことは言うまでもない。
そこで、平等な社会を求めて、現実を分析したのがエンゲルスとマルクスだ。
高度に発展した資本主義は社会主義へ移行し、さらに共産主義へと進化すると考えた。
19世紀の後半、産業革命によって近代化が促進した一方で、市場原理を掲げる自由放任の資本主義が進展し、従来の共同体が破壊され、労働階級が立ち上がり、ヨーロッパでは革命が起こった。そして20世紀に入って、1917年にはレーニンが革命を起こし、ソビエト連邦ができるのである。

今、歴史が遡ったようにロシアがウクライナに侵略し、すでに1年数ヶ月もの間戦争をしている。
自由主義陣営は1930年頃からもっと自由にということで発展し、新自由主義というネオリベラリズムを提唱して、政府や公はできるだけ民間の自由を阻害しないと封じ込め、現在はグローバリズムと言って、国境超えての経済的な自由へと進んでいる。

この世界のグローバル化を生き抜くためには、どう学ぶかである。
それには以下の2点と多様な考えを受け入れ自らも成熟し進化させることが重要だ
1.相手の心を感じられる人間であること
2.自分の思っていることを表現できる人間であること
その人物像はどんな価値観の中でも自分をしっかり持ってブレないことだ。言い換えると忍耐力のある人間とも言える。相手に感謝し、想像力・創造力のある人で、自分を誇りに思い、誰とでも自信持って付き合えるような人がこのグローバル化が進む社会に対応できると考える。

「学ぶことの意味」というのを、恐慌と戦争という悲観的な観点から読み解いてきたが、本来学ぼうとするのは人間であるその人だ。
その人の学ぶ原点は「あらゆることに感動する」心を持っていることだ。
学ぶことが楽しいと感じるのは私だけだろうか?
学ぶことは現実を具体的に処すことでもあり、学べば学ぶほど広く深く自然や社会や人間を知ることができて、私的なことから周りの人との調和や社会のより良い姿への参加や自然への配慮といった行動へと進化する。
公共の価値へと自らを高めて磨いていく一つの大きな力となるのが学ぶことの意味ではないだろうか?

みなさんの「学ぶことの意味」どう考えられていますか?

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