人生の三大不幸とは、「病」と「煩悶」と「貧乏」だ。
幸福な毎日を送るための根本姿勢はお釈迦さんが教えるように二つの足でしっかり立つ「在り方」だ。
1.心をチェンジすること。簡単なことだ。奪うことしないで「与えること」だ。
お金や財産もないし、体験も少なく、学びもしてないから、与えられるものはないという人は肉体で与える。薪割りを手伝う、子供をあやす、荷物を運ぶことぐらいはできるだろう。
それでいいと思うよ。相手に代わって肉体的な行動を与えることはできるはずだ。
2.「在り方」(生き方)として、「苦」は「楽」の種と思い込んで、我慢して苦しいことやるのは長続きしない。
だから、苦行無益とお釈迦さんは体験して心の底から思って、「遊行」というように遊ぶように楽しんで生きることを推奨している。いいですね。これなら長く続けられる。
では次に、三大不幸をどう行動したら幸福へチェンジできるかを書くことにしよう。
まず1つ目の「病」についてだが、病は現実に身体に痛みや苦痛が出るのに加え、互換の疾患、神経にも出てくる。
私たちの主人は心でも身体でもなく、(中村天風曰く)「気」なので、「気」をどこに向けコントロールするかを自分で判断することが大切だ。もちろん、病の場合は健康な方向にだ。
「病」になってしまうと「病」にばかり気を向けるからどんどん悪くなる。こんな時こそ健康なことに気を向けたら気にならなくなる。だから「病は気から」と言うのだ。身体だけでなく心まで病ませたらいけないのだ。
哲学者のカントが身体はせむし(くる病)で顔はぶつぶつができ苦しんでいた時、巡回で診察に来てくれた先生が「身体は病んでいるが、心まで病ますことはない」と、まさに気をしっかり健康の方向を見ろと教えたという。そしてコツコツ学び大哲学者になったのである。
2つ目の不幸の「煩悶」とは肉体的苦しみでなく精神的な苦しみ、心痛め悩み苦しむことを言う。これをチェンジするには、心の意識の消極性を毎日洗い流し、絶対積極意識に自己暗示かけることだ。
潜在意識に何でもかんでも情報を入れず、その日の内に苦悩しないように自分の意識から捨て去る暗示をかけるのだ。
最後3つ目の不幸の「貧乏」、これについては簡単だ。普通と思う人の倍働けばいい。働いていれば遊びに支出しなくていいし、貯金ができる。
私は小学校4年から新聞配達をして学校へ通い、親父の手伝いもやっていたから、働くのが「苦」と思ったことはない。親父が仕込んでくれたおかげで働くことが好きだし、人の役にも立つし、いろんな人間の中で揉まれて人間力も自然とつく。
今回は「在り方」と「課題の解決方法」まで書きました。
皆さんはどのように思うのも自由ですが、着地を幸福に向かって誰にも負けない努力されてますか?