大阪石材社長ブログ

「矛盾が現実だから成長する」

投稿日:2024年6月27日 更新日:

易経では陰陽があり、天と地の間には「木火土金水」という五行がある。
2500年前の世界観である。
現代は科学が発展して、より詳しく解明しているのも確かだ。
今は電子顕微鏡で原子核の動きも解明されているが、科学的な考察でも、無から有が生まれる過程は釈然としないのも事実だ。
不思議としか言いようがない。

人間が万物の霊長と言われるのは、人間だけが持っている力、創造力があるからだ。
あるものを組み合わせて人為的にモノを生み出すのである。
実生活の中の道具や新しい食物、音楽や絵画という芸術の領域にも見られる。
テレビや映画、それにパソコンは現代を情報社会と規定するほど発展している。
さらにはアバターを作り出す生成AI の時代へ突入している。
リアルとバーチャルのハイブリットでなければ理解できない時代だ。
バーチャル空間ではフェイクな情報が氾濫しており、個人が放送局になれる時代だから放送倫理規定が通用しない。そして、発信元不明で誹謗中傷がなされる。
この現実の中で生きる我々には、嘘と真実を見破る判断力と知性の高さがいる。
言い換えれば、リアルでしっかり嘘と真実を体験することだ。
どんな状況でも真実を見抜く眼力がいるのは当然のことだし生きるための必須条件だ。

そのためにはどうすればいいのかと言うと実に簡単だ。現実に飛び込むことだ。
しかし体験のない出来事には恐怖心が沸くのも事実だ。
人間には自己保存本能があるからだ。
何が起こっても飛び込んでいると、いくら命があっても足らなくなる。
そこで、私たちは過去体験したデーターを学ぶ。言い換えると、歴史に学ぶことだ。
学ぶことによって知性が鍛えられ、ある程度未来の予測や解決案が考えられる。

そして、人生を生き抜くためには「学ぶ心」をしっかり持って日々研鑽することだ。
事業を行うにはマーケティングといって市場を分析することが大切で、そうしてかかれば大きくは間違わない。物の物性などは科学的な実験を通じて、確からしさを確認して、人類は月まで行ったのである。矛盾があるから成長すると言える。

皆さんは矛盾を受け入れて学ぶ心育ててますか?

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