大阪石材社長ブログ

「IT、AIの進化に思う」

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インターネットの社会は情報が簡単に手に入り、自分からの発信も時間に拘束されず、いつでもどこでもパソコン/スマホさえあればできる。
AI(人工頭脳)の進化によって、チャットGPTや画像生成AIを使えばリアルには存在しない自画像も作れる。
言い換えると、情報が嘘か本当なのかをチェックしないと闇バイトにつながってしまう可能性がある。

さて、認知症患者の治療に、ペットとなるAIロボットが開発されると新聞を見た。もちろん賛否の論調も書かれていた。
ロボットと対話することでペットを飼っているような感覚になり、認知度も少し下がり、会話することで社会性が回復するそうだ。

チャットGPTを使うと、自分を美人にもできるし、バーチャルな世界を作り出すことができる。
先日、アメリカの出会い系サイトで美人の写真を見て、お互いにスマホで交際を始め、会話を重ねて盛り上がったが、相手の男性はしきりに会って話したいと言ったものの、女性はそれを拒否していた。
そこで男性は「探し人のテレビ番組」に投稿して、今までの経緯を話して住所やスマホの履歴を提供した。
テレビ局のスタッフが探し当て、訪問することになり呼び鈴を鳴らした。
最高のタイミングだったはずが、出てきた女性は全く別人だった。

昭和生まれの私たちはリアルの世界では目の前の人と接する中で、顔色や声の調子、話し方などを感じて、物事を感じ判断してきた。実物主義というのだろうか?
ところが、アマゾンの創設者ジェフ・ベソスは、1980年代後半から200万冊の本屋を作りたいと考え、1990年初頭にパソコンの中に200万冊の本屋を実現した。
インターネットが登場した当初は、バーチャル店舗のようなものだと考えられていたのも事実だが、その後、スマートフォンの普及とともに、インターネットと携帯がつながることで、IoT技術を活用した家具が実現した。これにより、自宅のお風呂の湯を外からスイッチで入れたり、照明をつけたりすることができるようになり、家具の進化が進んだ。
さらに、AIという人工頭脳は人間の一人の情報量を超えて膨大に蓄積するだけでなく、チャットGPTはその情報の中から、素晴らしい創造的な解答を作り上げる仕事もするのである。
文章作成ですら自由自在だ。一時、大学の論文風のテストで同じような解答があり、チャットGPTで調べたら全く同じ解答に行きついた。当然教授はテストのやり直しをしたそうである。

あくまでもAIは過去の知識の蓄積です。
しかし天才的な人の知識も含めての情報ですから、普通の人間以上の解答を出す可能性の方が高い。
私たち人間に必要なことはあらゆる分野を学び体験して思考力を練り「創造力」を磨く以外にない。

皆さんはIT、AIの進化に対してどう対応されますか?

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