2014年仕事納めに思う。

投稿日:2014年12月27日 更新日:

今日は12月27日土曜日仕事納めの日だ。
やり残したことや、一年の反省すべきことを書き記していたら、
一冊の本が届いた。
『禅語を読む』西村恵信先生からだ。
菩提ダルマから西田幾多郎までの1500年伝えられた、
禅のエキスが詰った本だ。

80歳を迎えられ、意気盛んに著作に励まれる姿を浮かべると、
自分も発憤しなければと身が引き締まる思いがする。

西村先生は臨済宗だ。
江戸時代の臨済宗の中興の祖といえば白隠禅師だ。

本の中で、白隠さんの素晴らしいのは二つあると書かれてる。
一つは「古則話頭」といって修行僧の段階にあわせて、
正法眼蔵(三百則)を組織化し指導した。
一方、在家の人たちには「仮名法語」といって書画や仮名で解りやすく説いたのである。
衆生済度することを覚悟し、実行してこそ禅であり菩薩行だと言い切る。

白隠禅師の書画には「死」だとか「地獄」がよく書かれる。
禅の見性が得たければ「死」を探求すべしというのである。
「死」を見徹すれば大歓喜すると断言される。

「生きる屍(しかばね)」といって、
生きてるんだが死んでいるんだか解らない状態で、覇気もなく、
行動力もない様子の言葉である。
白隠禅師の「死」を見徹するのとは全く逆だの言葉だが、
自問自答せざるを得ない。

白隠禅師のようにきっぱりと覚悟はできてないが、
「死」とは執着を捨てたら自然と消え、「生きれる」と言う主人公になると諭すのである。
しかし、ついつい自分の価値観や好き嫌い、損得にこだわる自分が出てくるのが事実だ。
将に、「捨てれば仏」に違いない。

一年の仕事納めに具体的な清掃と自分の一年の仕事の整理だけでなく、
「心のあか」の大掃除になった。

皆さんは禅語を読まれた時、「心のあか」をどうおとされてますか?

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