自然界には直線はない

投稿日:2014年12月13日 更新日:

人間の親は『自然』だ。
だから自然の法則には従順でなければならない。
(たとえば、空気がなければ生きられない、では空気をきれいに保つと考えるのが自然)
東洋的な文化は自然と一体となり寄り添う文化だ。

一方西欧の文化は自然を克服し人間化してきたように感じる。
天に届くようなオベリスクであったり、
ニューヨークの直線の高層ビル群は人間の合理性が生んだ作品だ。

私たちはどちらも良しとして生活してるのが現実だ。

環境問題が叫ばれる昨今、人類は自然に寄り添うことへの努力へ舵を切るときが来ている。
『悟り世代』の若者は高級料亭の食事より定食でいい。
車がステイタスとして所有せず、必要な時リースで借りれば良い。
家もライフスタイルに合わせ所有するより借家で良い。

江戸時代の士農工商の身分に差があるときは、気遣いを余儀なくされた。
米を中心とした経済では飛躍的な消費や経済成長はない。
必然的に細やかな気遣いの『おもてなしの心』が、
料理にも接遇にも要求され洗練され作法になっていった。

世界中にラーメン(日本生まれの)や寿司だけでなく、
『和食』のダシのとり方や料理の盛り付けが注目され、
いまや日本料理研修体験の観光コースもある。

外国の観光客は京都の町屋の日本家屋を好み、
大阪ならお好み焼きを食べ、朝食は鮭の定食がお気に入りだ。

対義結合(オクシモロン)という表現がある。
『ありがた迷惑』
『健康のためなら死ねる』
『生きた化石』
『小さな巨人』
『加減』
『色即是空』
人間の理性は合理が正しいと考えるが、
まったく逆だ。
『矛盾』をそのまま表現するが、実に実感が伝わってくる。
外見と中味が一体になったようで腑に落ちて、
人によって幅があるだろうが、
現実を柔軟に受け入れられ、その場の空気を共感できる。

自然に抱かれている生きる人間にとって、
直線が多い世の中になってきたように感じる。

皆さんはいい加減に生活楽しんでますか?

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