資本主義の未来

投稿日:2015年8月7日 更新日:

19~20世紀は人類史上始まってのモノを豊かに生産する資本主義社会を実現した。
日本で言えば江戸時代のような藩札でなく、
日本中どこでも通用する円と国家の中央集権的な統治機構が実現したからでる。
世界の通過としては基本はドルであり、対抗的にユーロ圏であり、
今東南アジアを中心に中国がアジアのインフラを支援する開発銀行設立を志し、
元圏を構築に尽力してる。

近代資本主義は当初は素晴らしく世界人類に貢献してきたが、
先進国を中心に成熟した資本主義は金融資本主義化し、
資本の暴走(リーマンショック)、地球破壊の危機(北極の氷が溶け地球温暖化)
貧富の格差の増大、知識の偏在など多くの問題を抱えているのが現状だ。

近代の価値は人間中心主義で自然は価値を生まず、
人間の働きに価値があると自己中心的な発想が正しいと信じられていた。
しかし、広井良典先生の発想のように、元の自然素材を使う時に税金を取るとすれば、
自然は人間が創造した価値は労働者と自然で半分筒にすればいいだけだ。
人間が自然にほんとに感謝し再生可能にするには自然が3分の2で、人間が3分の1でも良い。
(これはあくまでも仮説で理想論だ。)

資本の運動=人間の自分の利己心欲望+他人との競争心の相対性で成り立っている。
人間の本来の運動=自分の心の成長を育成+他人に役に立つ利他心の育成という自己形成に転換する。

現実的には個々人の成長段階によっても老若男女によっても違うが、
人間の都合だけでなく、
大自然の都合も入れた共生的な発想で、
人間だけの狭い価値観を広い価値観へ大転換する議論が展開される時期がきたように感じる。
社会の形態は歴史的に見ても奴隷制社会、封建的社会、絶対王政、資本主義と変化を余儀なくされている。
未来を良くするのも悪くするのも自然があって成り立つことは間違いない。

皆さんは資本主義の未来、いかが考えますか?

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