志に生きてこそ命が輝く

投稿日:2015年1月24日 更新日:

仏教では「仏」になることが目的で出家する。
御釈迦さんはもともとは普通の人間だったが、
6年間の修行の末に菩提樹下で悟りを開かれた。
その後は迷える人を救済し、部下育成して亡くなられた。

生きることを辛いと感じてる人には「楽しくなる」方法を学びたいと釈迦のもとに集まるのは当然だ。

だから強い意志を持って「仏」になりたいと願かけることを強く強く決心する。
それには四つの願があり、仏教には「四弘誓願」という誓いの言葉がある。

「四弘誓願」

1.衆生無辺誓願度(衆生は無辺なれど、誓って度せんことを誓う)
衆生とは生きとし生きるもののことで、それを救うこと(利他行一番ですること)

2.煩悩無尽誓願断(煩悩は無尽なれど、誓って断たんことを誓う)
煩悩を断つという意味は「無くする」と考えがちだが違う。
自分というものにこだわり執着すると三毒の「貪、瞋、痴」がでて苦しむのである。
これを断つには三毒をなくすことでなく、三徳「智、仁、勇」に転じることだ。
転じる方法は他を利する「利他行」をすることだと解くのだ。
「他」とは三つある。
1)他人という「個人」という「他」 
2)各個人が形成してる社会集団としての「他」
3)自然(動植物や環境)としての「他」
禅ではこの三毒を三徳に転じることを「転迷開悟」「見性成仏」という。

3.法門無量誓願学(法門は無量だけれど、誓って学ばんことを誓う)
利他行するには真の智慧と勇気を得るべく、法(ダルマ)を徹底して学ぶことだ。

4.仏道無上誓願成(仏道は無上成れども、誓って成ぜんことを誓う)
平和で安寧な社会、仏国土を築くこと無上にである。限りなくだ。

実に「仏」になりたいという積極的な意志表明だ。

深く法華経に帰依した宮沢賢治は「世界全体が幸福にならなければ、個人の幸福はありえない」といい切り。
瀬戸内寂聴さんは「生きるとは自分の存在が誰かの役に立ち、他者を幸福にすることです」という。

社会人として仕事に携わる私には、
「石材を通してお客さんや関わるすべての人たち、動植物の命の幸福創造をする」
この志をより具体的にして日々精進する以外にない。
完璧はないが、全力で仕事に邁進し,志に生きてこそ命が輝くと確信する。

皆さんは志に生き命輝いてますか?

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