生命は進化する
人間の命も動植物の命もすべてはこの宇宙が育み作り出した。
私たちは自分の命は自分のものだと思い込んでいて、
自分のものだから好き勝手にしてどこが悪いとぐらいに考えていないだろうか?
地球は過去に氷河期があったり、炭酸ガスで充満したりという歴史を持つ、
その中でも力強く生命活動を続けたものだけが地球に住むことができる。
そのためには環境の激変という試練を与え、生命の潜在能力を高め、
気づきや智慧を授かるのである。
人間だけが将来「死」ぬことを意識できる動物だ。
だから、この激変の環境変化に耐えられなくなって、
「意識的死」を選択することができる。
これが今はやりの自閉症だったり、発達障害だったり、うつ病だったりといわれる根本だ。
自分の命に感謝が出来ず、現実を切り開く努力から逃げる処世術で、
自分を守るため意識的死を肯定してしまうのだ。〔子供じみた自己保存本能だ〕
「生」きるために努力することをしない生き方だ。
言い換えたら「死」なないために努力する生き方だともいえる。
自己中心的な人で協調性がなく、他人に合わせられない人だ。
さて、その中でも人間は宇宙がつくった最高の生命だから、
今もってる力では乗り越えられないが、
乗り越えようと生命の根本から諦めない意志を持てば、
その人間に宇宙の原理が体得され、智慧が泉のように湧くのである。
生命が「生き続ける」ことを諦めない不屈の意志を持つことだ。
決して「意識的に精神的自殺」をしないことだ。
生命が進化する中で人間の進化には三つの苦難がある。
1)肉体の壁、精神の壁=病気身体が壊れる,感情コントロールが出来なくなる。
2)仕事上の人間関係の壁=コミュニケーションが図れない、他人を受け入れられない。
3)家族の絆の壁=家族間での和が取れない。思いやる心が育たない。
感性論哲学の芳村思風先生は30歳になるまでに7段階の精神の壁を越えていくと解かれる。
本能=自然に与えてもらった命
文化=人間が自然よりよいものつくること
〔自然のままの稲作を規則正しくする事で収穫や実も大きくなる〕
本能も具体的な衣食住という自分の肉体を活かす低次元なことから、
潜在意識の奥の母性や父性といった人間という種を守る、
〔良心=思いやり=利他行〕を引き出すことこそが感性論哲学だとおっしゃる。
ことわざに「苦を追えば苦が逃げる 楽を追えば楽が逃げる」
みなさんは進化する人間の潜在力信じますか?