意志と愛について

投稿日:2012年6月13日 更新日:

意志と愛について
芳村思風先生の感性論哲学より

「意志」=自己保存の欲求
「愛」=種族保存の欲求

二宮尊徳流に言うと「意志なき愛は自分の堕落 愛なき意志は他人を傷つける」
目的は「愛」=他者中心のお役に立つこと。
手段は自分の行動=自分の意志で誰にも負けない努力をすることだ。

仕事とは役に立つことをする「愛」の実践行為だ。
意志とは利己心といっても良い、また愛とは利他行といえる。

この目的と手段が逆になると、
人間は堕落し、反社会人で孤独な虚無的人生観となる。
目的=自己愛
手段=行動する努力をしない怠け者

思風先生は続けて、
一般に問題が起ると「選んだ道が間違ってる」と考えるが、
これは理性で考えてるからだ。
問題がない道が正しい道ではない。

人間は不完全だ。
問題や悩みのない人生はない。
大切なのは、必ず乗り越えられると信じて、
出てきた問題から逃げないことだ。

問題がないことを願ってはいけません。
決断からでてくる問題を乗り越え続ける努力をするかどうかで決まる。
問題がないのは感じていないからだけ。
苦しみ、悩みは人生を楽しませるためにでてくるものだ。

縦糸に誰にも負けない努力の意志、横糸に人間や自然に役に立つ利他行で、
自分らしい人生の織物をつむぎだすのが仕事・人生だ。

みなさんは芳村思風先生の感性論哲学いかがですか?

-生き方
-