希望について
希望とは未来に大きな夢を抱いたり、
未来は必ず良くなると今信じる事で不安を排除したときに抱く心持ち。
ところが、森信三先生は、
「人間は自分ひとりの満足を求めるチッポケな欲を徹底的にかなぐり捨てる時、
かつて見られなかった新たな希望が生まれでる。」とおっしゃる。
人間は「生老病死」を生き抜いていく、
生きることも
老いることも
病気になる事も
死ぬことも
体験しなければわからない。
自分の肉体の限界がわからない。
自分の精神の限界がわからない。
どんな人も体験を通じて自分の肉体を知り、自分の精神力を知る。
肉体的な働きをすれば筋肉が発達し、持続可能な筋肉運動の範囲がわかる。〔個人差あり〕
精神的な働きをすれば少しの精神的プレッシャーは、跳ね除ける方法が身につく。
自分を知るにはチッポケな欲で自分を守ろうとして、
全身全霊でぶつかっていく事もせず、いつも逃げ道を捜すような態度では、
希望どころか、心は不安と心配に支配されている。
新たな希望を見出すには「世のため人の為に」志を立て、
利己的な欲望を二番にし、利他行一番に徹することだ。
これが本気で出来たら、心は希望でいっぱいになる。
フェイスブックに投稿していたすばらしい言葉を披露する。
「実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断の差は情報の差
真剣だと智慧が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だといい訳ばかり
本気でするから大抵のことができる
本気でするからなんでも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる」
私も37年ほど起業して、事業を無我夢中でやってきました。
いつも目の前に起る事実に真正面から向き合って、
全身全霊、本気になって体当たりでやった自信はあります。
〔答えがわかって行動したわけでない〕
正解が出来たかと問われれば、間違いだらけだったようにおもいますが、
自分自身は傷つき苦しい思いはしましたが、行動したお陰で正解を学べました。
出来ることを行動するのが人生ではありません。
出来ないことを勇気を振り絞って体当たりで行動する事で体験が一つ増え、
智慧として答えも一つ増える。
希望を持って未来を信じたお陰だと思っている。
みなさんは希望をもってどんな人生を歩んでこられましたか?