悲観的な人・楽観的な人

投稿日:2012年8月18日 更新日:

悲観的な人・楽観的な人
人間は悲観的だったり楽観的だったりするのが自然であり、
素直な人間の感情だ。
しいて言えば悲観的なとき楽観的なときがある。

これも外的な環境に刺激されでてくると、利己心が反応し悲観的になる。
逆に、内的に夢や、希望、志を持って、
行動したいという気持ちが湧き上がると誰かのため、
世の中のため、自然のためと言う対象が必要になり利他心が反応し楽観的になるものだ。

京セラの稲盛さんは『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する』
こんな風に考えられてる。

「なんとしてもやり遂げたい夢と希望を持って、超楽観的に目標設定することが、
 新しい事に取り組むうえでは、もっとも大切な事です。
 自分で壁を創ってしまって、夢みたいなことをやろうという気にはなりません。
 天は無限の可能性を与えているということを信じるのです。
 それには、『出来るのだ』と繰り返し自分に言い聞かせ、
 自らを奮い立たせていかなければなりません。

 もちろん、計画段階では悲観的に構想を見つめなおす必要があります。
 悲観的とはどれくらい難しいのかを慎重に、小心に考え尽くす事です。

 そしてこの悲観的な要素に対する対策を練ったうえで、
 今度は楽観的に行動に移すのです。
 実行段階でも悲観的に考えていたのでは、
 成功への果敢な行動など取れるはずがありません。

 新しい事を始めるには、このように頭を切り替えていくか、
 さもなければ、それぞれの段階で見合った人を配することが必要です。」

私はそんな両極端の主義の人はいなく、自分ひとりの中にこの両面があり、
この矛盾を使いこなすには利他行をする大人の態度と行動が必要充分条件だと思う。

生まれながらの性格はあるが人格は自ら鍛錬で悲観主義者と楽観主義者にもなれる。
生まれてからのあらゆる体験から利己的な自分から脱皮し、
利他的な自分に目覚め人格形成した人こそが悲観的と楽観的を使いこなせる。

イギリスの政治家のチャーチルの言葉を引用する。

『悲観主義者はあらゆる好機の中で困難(ピンチ、先行き不安、心配)を見つけ出し、
 楽観主義者はあらゆる危機の中で好機(チャンス)を見つける』

みなさんは楽観主義の自分を育ててますか?

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