自分の人生、どう生きるか?
誰しも考えた事があるに違いない。
異口同音に「生き生き輝き、夢が叶い、幸福でありたい。」
具体的には、心が広く、深く人に優しく、あらゆる能力を磨き行動し、
体はいつも健康状態が保て、心技体すべてに優れている事だ。
どうすれば実現するかと自分を見つめると、心を磨くことに気付く。
人生の目的は「心を磨くこと」と言い切るのは、稲盛和夫さんだ。
生まれたときよりも少しでも美しい心を持って死ぬこと。
身勝手で感情的な自我が抑えられ、心に安らぎを覚え、
優しい思いやりの心が芽生え、僅かなりでも利他の心が生まれる状態だ。
私たちの人生の目的は、生まれ持った自分の心を変化させていくことだ。
それには燃える闘魂が、狂気じみているぐらいいる。
自分に対して誰にも負けない努力する意志もだ。
心を高めるとは、心を浄化する事だ。
素直に素朴にモノを見て、利己心をコントロールするための利他行がいる。
利己心からの行動するのでなく、世のため人のためという利他行と深い人類愛、宇宙愛がバックボーンになければならない。
ここまで整ったら、台風のように同じ熱を持った仲間(同志)と場(環境)がいる。
それが職場である。
生活がかかってる命がけの場所でこそ、意志と愛の実践する土俵なのだ。
善きことを考える魂の人が集い、
強烈な思い(思念)を持てば人生は好転する、と断言するのも稲盛さんだ。(同感だ)
運命よりも立命が優位になり、運命を変えられるのである。
人の喜びを自分の喜びに感じる魂の人が集まれば念波が起こり、
情熱の波となる。
時代は大きな変革の空気が到来してきた。
悲観的に思えば悲観的な現実になる、
楽観的に思えば楽観的現実となる。
仕事をど真剣に土俵の真ん中で相撲をとるようにやれば集中力ができる。
集中力は習慣から生まれる。
そうすると会社と個人が一体化してくる。
全身全霊を注ぐからこそ未来が開ける、すると同時に会社は呼吸し出し、
生き生きとしてくるのである。
意志というアクセルと利己心を押える利他心(愛)というブレーキがバランスを取り出す。
二宮尊徳流に言えば、「意志のない愛は戯言 愛のない意志は罪悪」
資本主義は、「信用と競争(敵対)」といわれる時代から
「信用と調和(愛)」という価値観に大転換する時期である。
皆さんは、この大転換の価値観、いかが思いますか?