大阪石材社長ブログ

「人生の経営戦略」に思う

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山口 周著の本である。
自分を振り返って自分の人生を戦略的に考え過ごしたかというと、いつも現実を突破するので精いっぱいだった。
時々の課題によって、講演会に言ったり、中小企業家のグループに入って異業種の経営者の話を聞いたりしてきた。

この本では実にシンプルに何のために仕事するか決める。
生きる意味を真剣に考え「世のため人のため」という目的意識を整える。
そこで、自分は何するかを時間軸で決めるように書かれている。
若い時にそんなことは考えなかった。
行き当たりばったりと言っても過言ではない。

ただ、人間としても能力も素晴らしい人に見習いたいとは思っていた。
目的が決まったら、自分をどう高めるか目標の戦略を立てる。
その条件は4つある。
1. 有用性(市場機会をとらえ競合と対抗して優位に立つ。)
2.希少性(競争相手が容易に獲得できない機種性を持つ)
3.模倣困難性(簡単に真似できない)
4.代替不能性(ほかの資源に代替えできない)
以上の4つは資本主義の「競争と信用」の中で優位に立てる条件だという。
さて次は企業と同じでパフォーマンスを管理する。
その四つは
1.財務視点(収入と支出のバランスをとる)
2.顧客視点(仕事に置ける人間関係の質、特に上司・同僚・顧客の評価と期待)
3.内部プロセス視点(日常生活における全般的な時間管理と生産性や効率を考える)
4.学習、成長視点(仕事を通じて得た新しい経験、読書旅行対話で得た気づき、資格など)

ここからが大事で、自分の物差しを持つことが重要、言い換えると物差しだ。
学びの究極での物差しは自分に正直な「本心」で生きることと「良心」が判断基準になる。
50代ぐらいになってきたらリーダーシップをとるときは支配的なリーダーシップでなく、支援型のサーバントリーダーシップをとることで、時世代の支援に回ることで新しい喜びを得る。
これが人生の経営戦略だというが、自分を振り返ってただまっすぐ前向いて右にいったり左に曲がったり、戦略なく生きてきたと感じるばかりだが、できたら後輩にヒントになるならブログに書いておこうと思った。

皆さんは人生の経営戦略描かれて生きていますか?

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