消費文化の時間のあり方

投稿日:2016年4月12日 更新日:

日本は先進国150カ国のうちGDPの生産性は36位で、
20年近く500兆位前後を行き来している。
1980年代は世界からソニーのウォークマンがほしい、
パナソニックの電気製品がほしいと日本の製品品質はナンバーワンだった。

工業化社会の生産性効率、科学技術のきめ細かい進化によって達成された。
ところが、東西冷戦が終わり1990年代に入って、
アメリカのシリコンバレーを中心にIT革命が起こってきた。

1995年マイクロソフトのWindows95が日本上陸したのである。
情報が世界中を駆け巡ると同時に物流も世界中動き出したのである。
リアルな店舗販売からバーチャルなネット通販が業界の垂直機構を水平にし、
消費者が買い求めやすくなり、自分で情報が集められるようになった。

10数年前からイタリアのスローライフ運動や、
欧米では「ライフワークバランス」を旗印に行き過ぎた消費文化にストップをかける。
科学技術を使って、高度な工業社会は大量生産を実現した結果大量消費文化を創ったのも事実だ。

言い換えると、止めどなくモノとサービスを消費する生活文化が生まれたのである。
「より便利で機能がよく、より安いモノ」をほしがる中毒になっているのだ。

私は資本主義はいいのですが、
行き過ぎてしまうと、とんでもない苦しい地獄社会を生み出して息苦しくなってると感じる。
今、この世の中に極楽を生み出すには、
良識や良心といった仕事、人生のほんとの意義を自問自答せねばならない。

それには二つの方法がある。
1.今のように自由を追求し、利己心を肯定し過当競争を是認する市場のコントロールなき生き方か?
2.自分の人生を自分でコントロールし、世のため人のためになり自分の未熟な過去と競争し、末来少しでも役に立つ能力や良識的行動のできる生き方か?

私は聖人君主になれと言ってるのではありません。
自己の身と心の主人になる。
利己的な自己でなく、利他的な自己を形成しながらである。

それには自己を見つめなおし、一体自己は何が出来るか考え、
世のため人のために役に立つか自問自答し行動する意外にない。

「資本」のことをマルクスは「自己増殖機能」と言ってるが、
消費者にとっては「利己的欲望増殖機能」を無意識に生み出し、
市場がコントロールできないように、自己コントロールできなくなってるように感じる。

フィリッピンの貧しいストリートチルドレンはパン一つを4~5人で分かち合って食べる。
貧困の中では助け合いをするのに、モノが豊かになり、
助け合う心、譲り合う心を無意識になくなっているのではなかろうか!

自分もそんな時代を生きてきて、反省する次第だ。

皆さんは末来の子供たちにどんな文化残しますか?

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