メキシコの南のウルグアイの大統領は元ゲリラで革命家10数年の投獄生活をも経験、
拷問も受けた人物だ。
彼は「憎しみでは何も生まれない」と獄中で悟ったそうだ。
拷問した人を恨んだり憎しみは持ちません。
彼は「幸せになるのは文化の力でしかなれない」と言い切る。
「人が動くと文化になる」
「人間は一人で生きれない」
こんな質問があった。
「後悔した事ないですか?」
屈託なくムヒカ元大統領は「いつも後悔してます。」「生きてさまざま学んでます」
そして「私は後ろを見て生きない、勇気と末来を見て肯定的に人生を生きて、
過去を見て恐怖や不安に、今を否定しては生きません」
「生きることは間違いを犯すことです」
「失望しないこと希望を持つこと」
「消費文明は人生の時間を消費することに時間を使う。
経済的に窒息してるんですよ(物欲に引っ張られて)若者は」
「クレバーに節度を持って生きる(少欲知足)」
「富を持つと恐怖を持つ、政治は金の富を持ちたい人がやってはいけない」
「経済は不足しているものを提供するが、
今の生活では冷蔵庫もいるし電化製品がなければ生活できない。
若者に多くを求めすぎるから苦しくて息が詰ってる」
55年前の小学校のころ電話のあるところが限られていて、
近所のおうちから取り次いでくれ、テレビはお金持ちのところで見せてもらっていた。
主要な駅に街頭テレビもあった。
私たちの時代は電化製品の進化と共に冷蔵庫やクーラーを少しづつ買うのが働く目標でもあった。
ところが現代は電化製品がそろわないと生活が出来ない生活環境になってしまっている。
(お金が懸かるということだ)
また、子供が遊ぶおもちゃも今のようになかったので、
竹や木の実で遊び道具から作って遊んでいた。
消費する前に道具を作る時代だった。
生産と消費が分離してしまった世の中になっている現代、
モノのない時代に逆戻りするということでは出来ない。
今こそ本当の幸福と、時間の使い方を真剣に考える時期がきてる。
皆さんはムヒカさんの言葉どう感じますか?