コミニュケーションをうまくやるコツ

投稿日:2017年1月19日 更新日:

仕事上で部下を持ったらコミュニケーションが一番大事だ。
子供ができて親になったときも同じだ。
部下を持ったら二つのことをする。
一つは教える事だ。
もう一つは伝える事だ。

先日テレビで人間が30秒で風船を一人でふくらませるときより、
二人で同時にやるときの方が大きくふくらせる結果になったのを番組で見た。
人間は他人が見てたり、競い合うときには力がでる事は間違いない。

これと同じように結婚した時の自分より、
子供ができたときの自分は本気度が違うのも事実だ。
部下を持ったときも同じだが、
それには教える事と伝える事を果たすのだという自覚がいる。

部下や子供を持っても知らない顔してコミュニケーションを断絶すれば人間は成長しない。
また、賢い人にありがちだが、論理的に具体的に意味を説明しただけで終わってしまうのは、
半分しかコミュニケーションができていない。

もう半分は伝える事である。
伝えるというのは論理でもなく意味の世界ではない。

気持ちを伝える意識へ働きかけることである。
如何に本気で取り組んでいるかを熱っぽく語るのである。

聞いてる部下も子供も、その熱意に触発されエネルギーが沸いてくるのである。
やる気、勇気、負けん気ですね。
しかし、一方冷静さは少しへこむ事になるかもしれない。
(中には論理のなく、ただ感覚的に感じたことを感情的に表現する人もいる)

賢い人は情熱を感情的としか取らないのですね。
あくまでクールこそが一番論理的だと考え、自分の感情を抑えるんです。
こんな人とコミュニケーションしていても楽しくもなんともないですね。

さて、ここまで書くと、もうお解かりでしょう。

コミュニケーションには意識(本気を伝える)と、
意味(頭脳で考えた論理的な意味)の二つをバランスよくやればいいだけだ。

情熱が勝ちすぎた人は意味の説明が無いのですね。
すると部下も子供も納得しない。

自分の伝える表現がまずいのに、相手の責任にして反省しない人は、
「いまどきの若いやつはマニュアルでしか動かないね」
とマニュアルを作り出すのである。
(困ったものだ)
教える側は人間を機械の部品のように扱って、
マニュアルを論理的に伝えるだけで、何の気遣いもしない自分を正当化した方法を選ぶ。
これは教える側の利己心ですね。
(マニュアルは水先案内人としては必要です)

これでは人工頭脳(AI)にやられてしまいかねない。
教えようとするからこそ上司や親は、自然や社会や人の話しを、
本気で聞いたり学んだりする。
伝えようとするから本気で熱意を持って語る。
この徹底振りがなければ自分が学べませんし、教える事も伝えることもできません。

コミュニケーションにはもう一つ条件が要ります。
その条件は相手が「聞く気」を持っているかどうか?
話し手を信じてくれてるかどうか?

互いの信頼感の土俵(フロイドはラポールの状態)と言ってますね。
この土俵は日頃の自分の言動が決定するのですね。

約束を守る。思い立ったらすぐ行動する。挨拶をしっかりする。
謙虚でいる。自分のいる場を綺麗にする。靴を船出のようにそろえる。

こんな当たり前のことができる事が信用になる。
恥ずかしいがまだまだできてない自分がいる。(こんな年齢になって)

皆さんはコミュニケーションのコツどうしてますか?

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