「強い心」

投稿日:2020年7月12日 更新日:

最近書店に並んでいる本で「ファクトフルネス」「マインドフルネス」と言うのがあります。
マインドフルネスの意味と「強い心」について書かれた論文をネットで見つけた。
東京学芸大学大河原美以教授の「感情をコントロールできる力」について書かれているので紹介する。

簡潔に「強い心」=「嫌な気持ちをちゃんと抱えこむことができること」決して押さえ込むことではない。そのバックには安心安全が担保されてること。
「マインドフルネス」=「自己のありのままの感覚に評価を加えることなく気づくことができる力」ありのままの自分、素直な自分といってもいい。
さらに、この状態を自ら生み出すには呼吸法(腹式呼吸)瞑想を通してトレーニングすることができると書かれている。禅の修行に当たりますね。

さてここからは脳の構造について解析されていて、中心部から三層構造になっている。
中心部を脳幹部=身体生命維持に関する仕事を行う。
その脳幹部の上の層が辺縁系=感情や記憶をつかさどる。
その辺縁系の上の層が皮質=人間の高度能力を実現する場所である。

人間が危険な状況にある時、皮質下(辺縁系、脳幹部)に「恐怖」「不安」「痛み」などの生体防御反応が生じる。
これらの深い感情は、命を守るためのサインとして重要な役割を担い、前頭前野に伝わり、どのくらい危険かを認知、判断する。
ここで大脳新皮質から、安心安全の範囲と確認し命令されるのが普通の反応だ。
ところが、危険を感じたままむきになって自分を守ろうとすると、闘争や逃走という形で攻撃と拒絶の反応をする。
いわゆる思考が停止してしまうのですね。

一番悪いのは、親の愛情がなく育ったり、良い子ぶって生きさされたりした子供に出てくる心を閉ざす(凍結する)ことです。
鬱病になったり、不良になって暴力沙汰を起こしたりするのはこのフリーズのせいです。ため込んでしまうのですね。不快な感情と生命的危機感を!
これは、自分の痛みも他者の痛みも感じなくすることで自己防衛するのですね。
しかし孤独で苦しいから現実から逃避して非現実に逃げ込むことになるが、外面と内面という二重顔を作ってしまう。
解決方法は自問自答し、素直に今の自分を100%(良いとこも悪いとこも)受け入れること、未来は必ず進化することを信じることである。

私たちは日ごろ心が痛み心が傷ついてどうにもならないときには究極には三つの方法をとる。
1、アルコールとか薬物に依存する。
2、自傷行為に走る。
3、他者をコントロールすることで自己肯定する。

一般的には気分転換として、食事に行ったり、何でも話せる仲間と井戸端会議や旅行をしたり、音楽や趣味の世界を楽しむことで心の切り替えをしてるのである。
私たちの親は教育者ではありませんので、自分で自分をよく見つめて客観的に見る訓練をして自分で自分を養い成長、進化させることができる。

皆さんは強い心、マインドフルネス自分で養っていますかか?

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