大阪石材社長ブログ

『氣』とは何か

投稿日:2022年8月20日 更新日:

空気を吸って生かされているのが人間。でもそんなことを意識して毎日過ごしてはいない。
2500年前の老子・荘子がそのことを必死に伝えようとした言葉が残っている。
荘子曰く、「氣が聚(あつ)まればすなわち生、氣が散じればすなわち死」
老子曰く、「氣を専(もっぱら)にし、柔をきわめ よく嬰児たらんか」

さて、現代の根岸 宏衣さんが私たちに問いかける『氣』について以下に表現されていますので紹介します。
「人の指紋が異なるように、『氣』の波紋も人それぞれで同じ波紋は有りません。幼児の『氣』は数値が高く波動は穏やかで無邪気(邪気が無い)な心があらわれています。『三つ子の魂百まで』と言われるように愛を受けて育った子どもは周りに愛の波動(氣)を流せます。それは自分が愛されたので、愛する方法が解っているのです。」

また、根岸さんは以下の事も言っています。
「『氣』は心と身体を癒し、運命を開く神秘のエネルギーです。
お母さんのお腹の中で赤ちゃんは変化し、十月十日で産まれます。これは何百万年かかった人間の進化の歴史を十月十日で果たす大自然の気の力なんです。
これと同じように、高次元の『氣』の力が働けば、病は瞬時に治ります。同時に生き方も良い方向へ導いてくれます。私は多くの体験を通して『氣』と『心』が如何に影響し合っているかを見てきました。
『氣』というものをより深く理解し、生き生きと生きていただくために『氣』を込めてこの書を書き上げました。」

孔子は『無』を知って、氣(宇宙)の世界から意(心)の人間世界へメッセージを送っているが、老子・荘子は意(心)の世界から氣の世界を説明してくれている。だから神秘的で悟ったように感じるのですね。
根岸さんは現代を生きる私たちに老荘の立場で語ってくれているように感じる。

みなさんは『氣』の世界をいかが思われますか?

-
-