自分の思いを実現するのは鍛え上げられた健康な肉体と不撓不屈の心がいる。
幼いころは肉体的にも大人には叶わないと見た目でわかる。
多くの体験や困難を乗り越えてないので、
すぐ諦めて親に頼ってしまう弱い心だともわかっている。
親父を乗り越えたいと考えるようになったのは17~8歳だ。
夢中で空手の稽古をして武術と精神力を強くしたかった。
陸上部でも基礎体力を創るのに走りこんだ。
高校一年の時には不良に憧れ、喧嘩ばかりした。
これではだめだと二年生には学級委員に手をあげてやらさせてもらった。
成績もめきめき上がった。
しかし、一過性だ。
三年生には息切れして、受験勉強から脱落だった。
「おもい道理になりたい」と夢が描くが実現しない。
最大の理由は夢を実現すべく、自分の体を磨き、自分の心をタフにする行動がない。
それなのにおもい道理に行くわけがない。
課題は外にあるのでなく、夢を実現するために、自分体を鍛え必要な技術力を身につけ、
何がおきても諦めないでこつこつ持続するタフな心を創ることだ。
夢が実現しない理由を外のせいにしていた。
世の中が悪い、お金がない、夢を共有する人間や仲間がいない。
愚痴と不平不満いっぱいだ。
基本は自分を鍛え、裸野と条件の不満は自分がお金や時間をかけて課題として、
ひとつずつ道具を揃えるように、つつましくして揃えればいいだけだ。
私は一般の人の三倍働く事にして、一倍は生活費、一倍は仲間仲良くなるために食事するために一倍を末来のために挑戦するために使う事にした。
これしかなかった。親が健康な身体に生んでくれたからよかったと感謝した。
タフな心創るのに仏教の学を真剣に取り組み、「成仏」とは誰でもできるのか考えた。
先人が残してくれた古典の小乗仏教、大乗仏教や儒教から多くを学んだ。
フロイトが言うように動物と人間の違いについて「人間の本能が壊れてる」という表現に感動した。
性も動物は繁殖期、食欲もお腹いっぱいでも食べれる。
睡眠も自分を守れる囲いがあれば何時までも寝る。
動物は警戒して瞬時も熟睡しない。
だから自分でこのすべてをコントロールしなければ行き過ぎると悪になって他人を傷つけるのだ。
仏教ではそれを「十悪」と言って、行き過ぎチェック項目をあげてる。
1.貪欲(欲しい欲しいの心)食欲だけで無く他のものもいつも自分のものにしたい。
2.瞋恚(怒り憎しみの心)自分がおもい道理に行かないと周りに怒りの感情が起こる。(無知から)
3.愚痴(ねたみやそねみ、うらみ)不平不満で自分のうさを晴らし自分は行動変えない。
4.綺語(おせじ)普段機嫌取りに自分をよく思われたいから。
5.両舌(二枚舌)同じ事実も人によって使い分ける。
6.悪口(誹謗、中傷)これも怒ると相手を否定して暴言吐いてしまう。
7.妄語(嘘つくこと)自分の妄想を離す。実現しない事。
8.殺生(生き物殺す)お釈迦さんは蟻をよけて歩いたといいますね。
9.偸盗(他人のもの盗む)
10.邪淫(よこしまな男女関係)
本能が壊れてるから、自分で行き過ぎをブレーキかけないと「相手を傷つけ、自分も苦しむ」
と仏教では言ってるだけである。
アクセルとブレーキを自分のものにするのは仕事を通じて教えられる。
そう考えるとおもい道理に生きることもできる。
禅の言葉に「随所に主なればいたるところ真なり」
自分の体と心の主人になることを学ぶのが大きな意味で人生である。
皆さんは「おもい道理になりたい」どう対処してます自分に?