大阪石材社長ブログ

「住んで良し、訪れてよし、受け入れてよし」

投稿日:2023年11月25日 更新日:

岸田文雄首相が持続可能な観光地を「住んで良し、訪れてよし、受け入れてよし」と表現し、客の受け入れと住民生活の質の両立を目指し、支援していくという。
政府の方針では、2025年にはコロナ前の3188万人を超える観光客の来日を目標を掲げている。
先日、テレビでインバウンドが戻ってきているが、大阪ミナミの戎橋辺りや道頓堀川の歩道にはたくさんのゴミが散乱していて汚くなってきていると報道されていた。
外国では観光税をとってゴミ処理などに使っているのが実状だ。

イタリアのベネチアの人口は5万人を切ったそうだ。
1940年頃の旧市街には普通の暮らしがあった「水の都」だったが、現在は年間2千万人の観光客が橋や広場に溢れていて、家賃は高くなり、住民は引っ越さざるを得なくなり、店もテイクアウトの店になり風景が変わってしまったと新聞の記事に書かれていた。

観光立国を目指そうという旗印はいいのですが、受け入れ態勢が重要なキーになることは間違いない。もし仮に年々観光客を増やす施策をとれば、ベネチアのようになる可能性があると考えるのはごく自然だ。
世界で最も清潔できれいな街を誇っていた日本も、外国との文化意識の違いで町中がゴミで溢れる日も近い。

日本が1980年代に世界からジャパン・アズ・ナンバーワンと言われたの理由は技術力だ。ソニーのウォークマンに代表される東西異文化を産む技術力バックの生産立国だった。
ところが、1990年代から今日までデフレとなって、世界の工場を中国に頼り、利益を出す道を選んだ。
このことで、日本の技術は発展しなくなったように思う。

GDPでも世界3位からドイツに負けて4位になろうとしているのが現実だ。
悲観的に言っているのではなく、世界中が日本と同じ方向を目指した資本主義だったことは間違いないので、アメリカがITを基軸に発展を遂げているように、ここから日本の生産に対する品質と同時に新しい技術開発が期待される。
もちろん、新分野として期待されるのは遺伝子研究や脱炭素のエネルギー開発だろう。
既存の事業分野も革新的な技術開発も改善運動のさらなる進化も期待されるとことだ。

三方よしの観光立国目指すのもいいが、基本的な日常生活の整理整頓や礼儀正しい日本人の心を復活させることだ。
二宮尊徳さんの『道徳なき経済は罪悪 経済なき道徳はたわごと」この原点をしっかり学ぶことから始める覚悟がいる。

みなさんは岸田首相の観光の理想をどう具体的に行動しますか?

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