大阪石材社長ブログ

「民主主義に思う」

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第二次世界大戦後世界は民主主義を標榜する国と帝国主義はなくなり、全体主義国家がある。
戦後は冷戦と言われ米ソの対立があったのも事実である。その中で戦勝国が日本は軍備を持ってはいけないということで自衛隊になったのである。

アメリカの傘の下で経済的な技術革新をして、高品質の商品を生み出すことに成功し、エコノミックアニマルと評されるぐらい世界の市場で日本製品を販売して経済的に成長する。

1989年の12月にバブル崩壊して、日本の金融再編成を行うビックバーンが起こった。
その後30年と言われるデフレ基調の経済が続いているのが現状だ。
高度成長期を担った優れた技術者は日本で働くことをしないで、高級な賃金と研究の場所の提供によって海外に逃げて行ってしまった。
日本には次世代を築く技術者がなくなったのが実情だろう。

さて、世界は民主主義であれ全体主義であれ、選挙による首相を決めるシステムになっているが、中身は各国かなり制約がある選挙もあるのが事実だろう。
日本は公平に選挙で選んでいるが、先進国の中では投票率は53.88%の139位である。トップの投票率はベトナムの99.26%ですね。

国は国民のもので公平な選挙で選ばれ運営するのが民主主義ですが、法によって国家運営がされる。
経済は自由主義で、だれとでも経済行為はできるのが現状で、基本は西側諸国という表現で貿易協定を結んでいる国なら自由に取引ができる。

経済は二つの基準がある。
1.競争による商品の改善、開発して想像すること。
2.信用で道徳的に「約束守る」「時間守る」「嘘つかない」といった倫理観が信用のバロメータになる。
ところが民主主義には三つの人間がいる。
1.利己主義に徹する人
2.多数決になびいて主体性のない個人主義
3.独立自尊の気概があり、自分で道徳心を高め利他行のできる個人主義
イマヌエル・カントも言っているように、低次元な「あるがままの自我」でなく、高次元の「あるべき自我」を義務化すること。
すなわち自律した立派な自我形成を行う人という意味になる。

民主主義の政治体制の中で経済の自由主義には「嘘をつかない」「時間を守る」「約束を守る」
自律した人を育てていく環境の場といっても間違いない。
両親からの教育、学校の義務教育、社会教育をへなければ人格は磨かれないのも事実だ。

皆さんは民主主義による法治国家の在り方いかが思いますか?

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