経済のベースは信用と努力

投稿日:2019年10月2日 更新日:

経済は「信用と競争」と教えられたのは学生時代だった。
同業者を敵と考え、組織を鼓舞し同業者に勝つことを目標として発憤し自分の辛さを同業者の愚痴を言う事で自己満足していた時期を思い出す。

今から考えると恥ずかしい限りだ。

1.信用=みんなが嘘をつかないという性善説にうたっているから経済が発展進化する。勿論ルール違反すれば罰せられるという罰則もある。

2.競争=これは自分のうちにあると気づいたのは社会人になって随分かかった
同業者や大企業を批判し敵にまわすことのほうが目標が明確で具体的な手段や方法がわかりやすい。
影で愚痴を言って自己満足すればいいが、
対象の本人に対面すると仲良くなれなくて敵意に満ちてくる自分がいた。
外に敵を作ることを、よくよく考えてみると、実は、競争相手が内の弱さ無能な自分であることに気づかされた。

世の中を良くしようともっと人間生活にとってよりよい商品、サービスを提供しようという「志」があっての仕事だ。
人間は本来利己的な動物であるのを、
仕事を通して利他的な人間となるのである。

私の友人は人間を「おろかで、怠け者で、欲張り」と言い放つ。
実に自分のことを知っていて勉強熱心で行動もてきぱきとした努力家である。
競争ではなく、「努力」だと感じた。

経済は人間生活をよりよくするために「信用と努力」によって成り立つのである。「努力」とは四つある。
1.自分の技能と知識、見識を常に幅広く学ぶ努力がいる
2.自分の仕事と言っても一人でできるわけがなく、何らかのかかわりによって成り立つから仕組みを変化させて時代にあわせる努力がいる。
3.人間同士が、報告連絡相談が見える化されてできるコミュニケーションの場を作る努力がいる。
4.思いたったらすぐ行動する実行する努力がいる。

これがすべてではない。
もう一つ重要なのは信用するという心構えだ。
論語の憲問第十四に、
「子曰く、詐(いつわり)を逆(むか)えず、信ぜられざるを憶(おもんばか)
 らずして、抑々(そもそも)亦先(ま)じ覚える者は、是れ賢か。」

意味=孔子先生が言われた。
「だまされまいと早手をまわしてもせず、疑われまいかとも気も煩わずに、平常心で接して相手の心がわかるような人は賢人と言っていいね」

心構えと言っても人間には頭で考えるというのが一番に来る癖がついている。
だからどうしても、だまそうとしていないか疑いの眼で見る。
人相や風体で不誠実かどうか値踏みするのが普通だ。
こうした思い込みで接するのはいけないと、孔子先生は言うのである。

どんなときも、色眼鏡で見ないで、無の状況で相手にあう、誠実に相手に自分の気持ちを伝える中でその人物を理解する心の構えがいる。
人間のこざかしい知恵は要らないということだ。

皆さんは経済の基本どう捉えますか?

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