情報化社会の中の生産と消費

投稿日:2016年5月28日 更新日:

情報化社会というのはインターネット(情報テクノロジー)が盛んになり、
バーチャルな世界がリアルな世界を席巻するかのような勢いを感じるが本当はどうなのか?

先日、ある新聞社の方と話をしたら、新聞と言う媒体は将来なくなって、
ネット配信のものを読むようになるという危機感を持っている。
高齢化社会に対応するジャンルの専門書やNETでの事業化で、
BtoCを立ち上げて葬儀屋仏壇などの業界や介護や医療関係、
新しい市場へ参入することが生き残ることと断言された。

実はリアルとバーチャルが戦ってるというより共存してる。
ただ、順番が変わっただけであると捉えた方がごく自然だ。

モノのない時代は製品と言うもの自体を買い求めた。
それが高度になると、いろんな機能や利便性が商品に組み込まれた。
たとえば電子レンジの三役君(レンジ、オープントースター、蒸し器)といった具合だ。
モノは大量に造ればコストも下がり市場も拡大する。
日本だけでなく世界が市場となる。

その時期が終わるととサービス業が展開するのが、
チェーン化の外食レストランやレジャー的要素を兼ねた温泉ブームなどなどだ。
これもサービスの品質標準化することでコストを下げ市場は拡大する。

ところが、お客さんの要望はさらに快適な体感とか人間心理の感動体験まで高まる。
もちろん市場の自由競争の中で、供給者はそれに答えるべくさらに専門的な独自化を計る。

今、求められてるのは快適な体感を含めた感動体験を満たすモノ、サービスの情報を受発信を、優先順位一番にしリアルとバーチャルとハイブリッドな取り組みをすることに違いない。

今までのリアルな社会では、街角の一等地は銀行と決まっていた。
マイナス金利時代に入って、お金を超えて情報が一等地を占める時代に来ている。
野球のスポンサーを見れば、戦後は太陽漁業、や鉄道会社(阪急、阪神、南海)、
昨今は楽天、ソフトバンクがスポンサーであることで証明されている。

一番情報、
二番人間の体感の快適さと心が満足する感動体験、
三番にリアルな製品サービスといた順番になる。

決してインターネットがすべてを席巻するのでなく
具体的な物やサービスがベースにあることは事実だ。

今こそ、快適さの体感と感動体験を作り出すには基本の技術革新を着実にし、
人間そのものの肉体的感覚や心理的感動の探求がなされなければならない。
技術は人口頭脳を作り、遺伝子研究はクローンを作る時代がきてる。
人間がこのまま消費文明を拡大し続けられるかがとわれているのも事実だ。

皆さんは情報化社会の生産と消費を如何に考えられますか?

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