しじみ汁の経済(借金は酒を飲む未来の時間の先取り)

投稿日:2016年5月19日 更新日:

今日の朝日新聞に「経済学は善悪の問題」もっと倫理に関心を向けることだと主張するのは、
チェコの経済学者、トーマス・セドラチェックさんだ。

24時間資本は金利を稼ぐ仕組みが資本主義だ。
資本はいまや国家の枠では自由に稼げないので、
グローバリゼーションと言う名の下に国家の枠を自由に超えてしまって、
誰も制御できないのが実情だ。

今の日本の財政赤字は金曜の夜のお酒を飲むのと同じで、
土曜日の二日酔いは金曜にエネルギーを使ったから起こリ、
身体に現れている(疲れて仕事にならない)というのだ。
借金してまでも成長することが正しいというのが今の日本だ。
世界中から具体的な財政出動しない限り、
経済は良くならないと警告されているにもかかわらずだ。

中国はもっとすごい勢いで先進国に追いつくために、
成長戦略を基本に財政出動してる。
2008年のリーマンショックのとき50兆円と言う財政投資をやり新幹線や高速道路の整備をした。
GDPは世界第二位の地位まで上がり、世界の金融に大きな影響力を持つようになった。

39歳の経済学者は「自由とGDP」を是認してこのままでは地球も崩壊し
生活もまた各個人が借金(ローン地獄)で健全な生活が出来ず、
余裕がない状態になることは必定だと予測する。

もっと、消費文化、いい変えると成長戦略一辺倒の考え方を絶対化することに問いかける。
アダムスミスは行き過ぎると「見えざる手」が出てきて調整するといった。
それは人間には良識、良心「公平な観察者」が出てくるというのである。

もしスミスの言うようなら、2008年のサブプライム問題は起こっていない、
銀行が自粛して低所得者にはローンを組まなかったのはずだ。

ところがハーバードの金融工学で考えた「デリバティブ」は小さくすれば問題ないと、
世界中に証券化して販売されたのである。
アメリカの大手銀行リーマンブラザース銀行は倒産した。

いまや資本にブレーキをかける装置がないのである。

私たちが貧困から脱出することは良いのですが、
それが行き過ぎて成熟した社会ではそろそろ自分の利益でなく、他人へ利益与える行動や、
「もったいない」精神で始末を美徳とする倫理観が必要だと語ってる。

「GDPのために自由を失ってもいいのか」と突きつけてくる。

資本主義文明に光と影があるように、
先進国では今、影の部分が出てきて自由まで侵されることになると迫る。

確かにこの事実は誰もが感じているが、
だれが善悪の倫理をどんな方法で気づかせるかの具体性がない。

皆さんなら、どんな方法で経済と倫理を統一しますか?

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