サミュエル・スマイルは、
「どんな分野であれ、成功するに必要なのは秀でた才能ではなく決意だ。
あくまで精一杯努力しようとする意志の力だ。」
失敗とは困難な現実から目を背ける時、
新しいことへ挑戦すしようと末来へ一歩踏み出せないときに起こる心の状態だ。
成功と失敗が世の中にあるんではありません。
松下幸之助さんは「成功するまでやる続ける」と失敗はないと言い切っておられる。
仕事や人生には調子のいい山の時、調子が出ない谷の時が必ずある。
これが現実だ。
このとき調子の悪い現実に嘆くことではありません。
それを歓迎する心の状態を自分の意志で作ることだ。
将にスマイルの言うように、
やり続けるという「決意」と現実から逃げない「意志」がいる。
とはいえ、結果の現実に心が動かされるのは凡人としての人情だが、
こんなときこそ自分の心に「大きな夢」「使命感」を強く思い描くことだ。
「情熱」と「勇気」と「行動力」を失わなければ失敗はない。
現実がダメだと心までダメにしてしまいがちだ。
「情熱」と「勇気」と「行動力」を心から離なしてしまうことが本当の失敗だ。
この3つの心のエンジンさえあれば、必ず未来は開ける。
イギリスのことわざに、
「感謝とは過去に向けられる徳行というよりは末来に生かされる徳行だ。」
それを一言で言うと松下さんの「素直な心」だ。
「素直な心と言うものは、誰に対しても、何事に対しても謙虚に耳を傾けることだ」
現実を100%受け入れる現実絶対肯定の生き方だ。
現実の自分の置かれた環境に感謝するのも、
現実絶対肯定に100%受け入れないと感謝はできない。
(普通は当たり前と不平不満のないものねだりするのが凡人だ)
技能やスキルといった現実に役に立つ能力も大事だが、
どんなときでも燃え続ける「人間学」というのは、
自らの心の「情熱」「勇気」「行動力」を失わず、
仕事・人生を自分の手で切り開く楽しさ味わうことだ。
結果にこだわらず、心から失ってならないものを捨てないように自分の心に優位注意する次第だ。
皆さんは何を失ってはいけないと考えますか?