父から学んだこと

投稿日:2016年4月26日 更新日:

私の父親は朝の5時から毎日起きて、央卸売り場に買出しに行く、
そして、夜の10時まで帳面をつけ終わって一日の仕事が完結する。
晩酌のビールは中ビン一本と決まっていた。

毎日、毎日変わることなく働いていた。
国内旅行に行くわけでもなく、海外なども行かなかった。

小学校の4年生ぐらいから、隣村の養鶏場に卵を買いに行かされたり、
朝、学校に行くまでに豆腐屋さんで豆腐の仕入れをやらされていた。
子供にとって冬の日の冷たい水の中から豆腐を触ると手がかじかんで痛かった。

そんな父親の姿を見ていたお陰で、私は「働くことが苦しい」と思ったことはない。
でも、最初の働く目的は「お金」がほしかったからだ。
今は違う。
人のために役立つ仕事がしたいと考えてる。

昔の道歌に、
「養生は、ただ働くにしくはなし、流がるる水の腐らぬをみる」
働くには毎日の体力、知力、気力を充実させ、直観を養わないといけない。

父親が、規則正しい生活態度とビール一本だったこともうなずける。
このことが理解できたのは35歳ぐらいだった。
しかし、若さで実際父親のような行動はできず、
夜中まで飲み歩いたりの不摂生な生活態度が50代まで続き大病をした。

日本では「身心不二」とか「身心一如」と言う言葉がある。
生活態度も大事だし、
働き続けるには自分の心を磨くことも大事だと最近つくづく感じる。

貝原益軒は「養生訓」のなかで、
4つのことを少なくしろと表現してる。
聖人君主や仙人の様に、無くすのではなく、
自分の身と心の主人になることだ。

1.「怒りを少なくする」
2.「考え込む時間を少なくする」
3.「言葉を少なくする」
4.「嗜好欲を少なくする」

益軒は当時では長生きで84歳まで生き、100冊の本を書いている。
こんな言葉を残してる。
「心平らかにまめにて手足を働かすべし」
「心を楽しむべし、苦しむべからず、
身は労すべし、休め過ごすべからず」

最近はグローバルリーションで、世界から日本は働きすぎといわれている。
益軒の言う4つのことが実践できてるかと自問自答すれば、未熟な自分がいる。

皆さんは働くこと楽しんでますか?

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