シャープの救済劇に思う。

投稿日:2016年2月26日 更新日:

シャープが鴻海(ホンハイ)という台湾の企業の支援を受ける話で新聞紙上が騒がしい。
シャープの出身役員は四人だが全会一致で、ホンハイの支援を受け入れた。

ところがその後の資料で3,000億の負債が出る予想ということで、
もう一度仕切りなおし精査するとホンハイ側から通達があった。

資本主義社会では公開された株の取得者が権利を持つのが株式会社と言うことだ。
一般に公募して資金調達できる仕組みだから仕方ない。

逆に資金を持ったものが株を買い占めることも出来、
十数年前には村上ファンドのように「モノ言う株主」も出現した時期があった。

経済は生活に直結するので一番に考えるのも当然だが、
地理や歴史によって生活の習慣や儀式といった文化があると同時に、
創られても来てるのである。

世界がお花畑のように色とりどりの文化の花を咲かせているから実に楽しいが、
資本の論理が優先するからと言って、同じ花を咲かすことになりはしないか?、

すべて一色が正しい(利益を得るために)と言う経済優先主義は如何なものか?
もちろん、現場で議論されてる人は働く人も会社の将来も考えつくしたうえでの結論であろうが!

さて、安岡正篤さんは現代を生き抜く指針的言葉を五つ上げておられるので紹介する。

一、現代は大衆の時代である。然(しか)し我々は大衆に混じて自己を失うことの誤りと危険を知って、自ら修めることを念とする。

二、現代は組織の時代である。然し我々は組織の中のアトム(微分子)となる機しりぞ械化を斥(しりぞ)けて、個性と自由を護持する。

三、現代はインスタント時代である。然し我々は人生・教養の久成と熟達を期する。

四、現代はレジャー時代である。然し我々は不善に流れることを戒めて、発憤努力する。

五、現代は国際主義時代である。然し我々は外国に迎合する軽薄を恥として、祖国と民族の向上と品威を尊重する。

私は右翼でも左翼でもありません。
一国民として平和と繁栄を願い、
働くことで自らの自己形成を自問自答しているに過ぎない。

安岡さんの独立自尊の凛とした現状を生きる姿勢には共感だ。
だが、どの程度実行できてるかは、現状が証明してる。
誰にも負けない努力でもがき、置かれた場所で咲くしかない。

皆さんはシャープの救済劇どう感じますか?

大阪石材社長ブログ

2021/06/14

「人間の存在」について

人間は肉体という現実的に有限な物質と、思考する精神を軸に動く心の二つを持つ矛盾した存在だ。弁証法では「原因=対立物の相互 ...

大阪石材社長ブログ

2021/06/14

「時代が求める人材」について

NHKで渋沢栄一が主人公の大河ドラマが放送されている。昨年来のコロナ禍という災難に見舞われ、体験したことのない解決が迫ら ...

大阪石材社長ブログ

2021/06/06

「病は気から」

風邪にかかると熱が出て寒気がして咳が出る。すると、母親は布団を敷いて、頭に冷たい手ぬぐいを当ててくれる。それだけではなく ...

大阪石材社長ブログ

2021/06/05

「仕事とは何か」について

「仕事とは万病に効く薬」と表現されるのは稲盛和夫さんだ。それは、人間の肉体的な満足感・達成感と同時に精神的な充実感の両方 ...

大阪石材社長ブログ

2021/05/31

「独立」と「孤立」について

「独立」とは正しい自覚を持つことであり、最も尊い。では正しい自覚とは何かというと「人間は矛盾した存在である」「人間は不完 ...

-生き方
-