人は変わることができる。

投稿日:2014年2月7日 更新日:

学校教育で『個性を大切にしなさい』と、
個性という概念を小さいうちから固めて、
変わらないもののようにロックした教育がなされている。

これは実におかしな教育だ。

仏教では『諸行無常』といってすべての者は変化する。
仏教そのものもインドで生まれ日本まで来て、今はアメリカで禅仏教として大流行している。
『仏教東漸』といって2500年の時を経て場所が東に移動している。
また、仏教の哲理も、釈迦の仏教は上座部仏教〔小乗仏教)と呼ばれ、
苦から開放したいと願い、サンガという修行集団で世間から出家して行われる。

ところが、500年を過ぎた頃から、
女性や老人、病人、子供といったすべての人が救われるようにと、
誰でもが修行できる大乗仏教に変化した。〔利他行して救われる〕

もし変わらない普遍的なものがあるなら、
1.変化すること。〔諸行無常〕
2.何事にも固定した自分がない無我ということ。〔諸法無我〕
この二つだ。

現実に目を向けると罪を犯した犯罪者に更生施設を設けるのは、
人間は変われるということを前提にしている。

現今の科学主義という人たちは人間を外から観察し、
仮設〔あるべき人間)をたてて、粘土をこねて作るように、
車の工場生産でもする要領で、人間の金太郎飴を作る調子で心を無視し、
実験するごとく組み立てるのが科学的だと思い込んでいる。

「ばかの壁」で有名な養老孟司先生に玄侑宗久さんが質問された。

『人の思い方が変わったと言うとき、脳の組織は変わっているのでしょうか』と問うと、
即座に『変わっていると思います』ということでした。
言いかえると、精神のあり方が変わると物理的肉体が変わると言っているのである。

人間の『思い』のあり方だけで脳の組織が変わってしまう。
これは実際にあることでしょう。
犯罪者が懺悔し改心したら、脳の組織も変わってしまうのを信じるからこそ厚生施設を造るのです。

涙が出るから泣くのもあるかもしれないが、
泣くような場面を思い(心)が共有し共感し、
自分がその思いにシンクロニシティー(共時)すると脳のホルモンが変化し涙がでるのである。
実に、思いが原因で結果が涙ということになる。

以上のことは人間は「思い」によって身体が動き出したり、止まったりもする。

幸福でありたければ、自分にとって都合のいい事も悪いことも『ワクワクどきどき』
と受け取るようにすれば幸福は即、手に入る。
思い通りに行かないからと『恨む』『愚痴る』と身体が止まって動かなくなり、
悪い結果を呼ぶことになる。
自分で「運が悪い人」だと思い込むと、結果悪いことを呼び寄せることになるのもうなずける。
逆に『祈る』、一万回も祈ると身体が『思い』を貫く行動をし動き出すから具体的に善い結果がでる。

だから、善因善果の因果の法則が貫いているのが現実の人間だ。
早くこのことに気づいた人は、幸運を自分で引き寄せる力がでるし行動に迷いがなくなる。

みなさんは「人間は変わる」どう思いますか?

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