稲盛哲学に学ぶ

投稿日:2014年1月28日 更新日:

昨日テレビを見ていると中国で稲盛哲学が学ばれているという放映があった。
その会場の右には鑑真和尚が仏教を日本に伝えた。
左には日本から稲盛哲学が中国にやってきた。

鄧小平の「先富論」から一国二制度で、
急激な経済成長を遂げてる中国ではコピー商品も多くビジネスにも嘘がある。
中国の街頭インタビューでは『だまされる人が悪い』と言う論調だ。

そこで最近稲盛哲学が評価されてきたと言うのだ。
盛和塾の経営発表会で不動産経営者が不動産の売買の利益を紹介手数料だけでなく、
売り手には安く買い黙っておいて、買い手には高く売る。
この差益も儲けるといった悪質なやり方を実際やっていたと言う。

売り手と買い手がばったり会って事実を聞かされて怒り出す。
こんなことがばれて信用をなくし業績が下がり倒産寸前まで行ったと話す。

ある時、この不動産経営者は本屋か誰かから聞いたのか、
稲盛哲学に出会い『考え方×熱意×能力=仕事・人生の成果』を知り、
誠心誠意のガラス張りの経営をすることこそ正当な成長・発展を遂げると学び実践した。

会社内には稲盛語録が壁や柱に張られていて、
4~5年で飛躍的に成長を遂げれたと実績の発表された。

このテレビの中で稲盛さんへの直接インタビューがあり、インタビュアーは
『何か奇麗事の話で実際の現実にどうしたら生かされるのですか?』と愚問を投げかけた。

稲盛さんは平然と淡々と恥ずかしそうに、
『私は技術屋でセラミックの実験をしていたのですね。』
『技術者は自分の都合の良いデータを集める傾向があるのですね、
 すると真理は見えません。もし見えるなら実験する人間の邪念を取り払い、
 清い心になって素朴に観察する必要があるのです。』と答えられた。

だから経営も、「何が正しいか?」を清い心で見つめ判断する必要があると言う。
『それはプリミティブで、人に迷惑かけるな、お天とさんが見てる。嘘をつくな』
と、いったことなんですね。

稲盛さんは『人間が最初に思いつく判断は利己心です。
      だからもう一度考えて何が正しいか?を判断することが大事だ』と強調され、
      遺伝子は利己心でできてると言い切られる。

「利他行」一番で何が正しいか?という、
ごくプリミティブな判断基準こそ経営の要諦だ。

私も同感だ。

自分の価値観の『損得、好き嫌い、善悪』を否定しないと〔無くならないので二番にする〕、
このプリミティブな素直な心がでてこない。
経営の究極は自己の『自我』をなくし、
『無我』なる自分を引き出すことだ。

普通の人間である以上、いつでも理屈どうりの『無我』の状態になれるかというとできないが、
一瞬一瞬はできる。
根気よく一分でも長くその状態で居れる訓練がいる。

未来に希望を持ってコツコツ行動し体得する以外ない。

みなさんは稲盛哲学いかが思いますか?

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