人間の自由について

投稿日:2013年11月30日 更新日:

安岡正篤さん流には、
「人間の自由は物質的満足を得られること、○○通に有るのではない。
 窮して固まず、憂えて意(こころ)衰えざるにある。
 禍福終始を知って惑わぬにある。」

実はどんな人も物質よりも精神的な判断力、決断力、勇気、問題解決力を身につけたいのである。
それを会得すれば自分で物質を手に入ることは解っている。
物質だけを追い掛けてるといずれなくなりはしないか不安になるからだ。
言いかえると魚を貰うより、魚の取り方魚群の居場所などを熟知したいのだ。

仏教では智慧を身につけることだと諭す。
単なる知識というような表面的なことでなく、
動き、変化し、連関してる現実の現象が起こる原因〔目に見えない〕を推理、洞察する力を智慧と読んでる。

王陽明の言葉を思い出した。
「山中の賊を破るのは易く、心中の賊を破るは難しい・・・・・・」
この後は心中の賊を破り、すっかり不正がなくなれば世の中は大丈夫だと断言してる。

自分の外ばかり目が向いて、他人や社会の不正を暴くが、
その本になる自分の心中の賊と向き合い退治することこそ、
真に人間が自由になるのである。

道元は「自己をはこびて万法を修証するを迷いとす
    万法すすみて自己を修証するは悟りなり」

頭で仏という完璧なものを作って安心する作仏でなく、
自ら実行する行仏になれと諭す。
恩師小田切瑞穂先生も同じように「仏となれ」と檄を飛ばされた記憶が蘇った。
そのときは「私は人間です」なれませんと答えた。
理屈はこれでいいとして、現実のリアルな世界で目の前の具体的なことコツコツ行動だ。

みなさんにとって人間の自由は思い通りに外の世界が変えれる、内の自分を変えることですか?

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