森信三先生に学ぶ

投稿日:2015年12月23日 更新日:

不幸と幸福について、森信三先生は次のように書かれている。
不幸の原因
1.個人の身体上に関して起こる不幸(心身の統一が崩れ病になる)
2.家庭を場として生起する不幸(家族の長期の病、家族の非行、死、夫婦間の折り合い) 
3.職業上の不幸(生計に対する不安)

不幸は生活の統一が破れたり、失われることだ。
要するに自分の心身、家族という集団の場、生活の糧を得る場のバランスが取れない状態、
統一が保てない状態を言うのである。

程度の差こそあれ、この三つは人間として生まれれば誰でも体験することは間違いない。

私のように還暦を過ぎ、いろんな体験をしてきたら、当然のことのように受け入れられる。
しかし、体験の少ない若いときには,

この三つのどれが起こっても気が動転し、頭は真っ白になり恐怖心と不安感に襲われたのも事実だ。

頭によぎったのは『なぜ私に襲いかかる、何も悪いことしていない』と口から叫び、
現実が受け入れられなく苦しみと悩んだのが正直な心境だった。

さて、森信三先生は幸福についてどう語られてるかである。

「幸福は状態である」とおっしゃられ、『現実生活の統一状態が保ててること』と結論付けたれる。
しかし、生活が静止してる状態でなく動的状態と念を押され、
『生活の動的統一』と定義される。

幸福の定義の動的統一と言っても曖昧でわかりにくいので、
『幸福感』=その人の生活が深く広い幸福感を持った状態となる事といえる。
(どうしても主観的といわれざるを得ない定義であるのも事実だ)

幸福感には
1.主観的側面(自分の心の態度のいかんによって不満を消滅し、心の統一が得られる幸福感)
2.客観的側面(欠けていた客観的側面が整って生活が統一する幸福感)

現実は主観的心の態度いかんのほうが多いように考えると先生はおっしゃられる。

心の態度のいかんによってこれまでの不満が消えてしまう場合が多い。
なぜかと言うと、人間の欲望は無限であり、
生活内容の増大による幸福感はほんのしばしの間であって、
やがてそれに慣れてしまうからであるというのである。

だから心の平衡を保つことが重要であり、
自分の心を平衡に保てれれば主観的であれ、
生活の統一がとれ幸福感にしたり幸福を味わえるのである。
モノやお金が一番ではないことだけは確かだ。

皆さんは幸福についてどう考えてられますか?

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