自分の可能性を信じる

投稿日:2015年10月7日 更新日:

田中角栄は列島改造論をぶち上げ、日中国交樹立を果たした人物だ。
賛否はいろいろあるが、ロッキード事件で政治家としては身を引かざるを得なくなった。

歴代の首相の指南役である安岡正篤先生は何度も話し合いを申し入れられた。
「先生の話は難しい」と話をはぐらかして真剣に聞こうとしなかったそうだ。

安岡先生は人物の器量の大きさには一目置いておられた。

彼は学歴がなかったことも知られているが、それをバネにして、

『必要なのは学歴でなく、学問だよ
学歴は過去の栄光。
学問は現在生きてる』

『暗記教育は古く、くだらないという人がいるが、
暗記は教育の中で一番
大切なことの一つだと私は信じてる』

角栄さんは人の名前もすぐに記憶して一面識の人でも名前で呼ぶのである。
呼ばれたほうは嬉しいですね。

江戸時代の武士の教育は四書五経を『素読』する。
これは記憶教育であると同時に先生の言葉を『口伝』で受け取るよさがあり、 
もうひとつはみんなで声を合わせて読むので、自然と心が一つになる効果がある。
仏教の修行でも読経を10歳に満たない子供からやらせる。
(これを薫習と言って、知らず知らず身体に沁みこむ学び方だ)

今のようにコピーもなく、一般の民衆はほとんど文字が読めなかったこともある。
今のように印刷された『本』を読んで素読したとしたら、効果は昔ほどぴったり心が合いません。
なぜなら、無意識に自分の価値観にあわせ創造して本を読んでいるからである。

働くことについて、

『勤労と言うことを知らないで育った人は不幸だとおもいます。
本当に勤労をしながら育った人は、人生に対する思いやりもあるし、
人生を素直に見つめる目もできてくるわけである.』

『世の中には働いて休む人と、休んでから働く人がいる。
俺が上京するときお袋はこう言った。
「お前は働いてから休む人になりなさい」』

角栄さんは大変な努力家だったように思う。
最近私は『学ぶ』事が楽しくて仕方ない。
私と違う価値観の人ほど面白く感じるし興味がわいてくる。
また、自分にできないことも何とか学んでできるようになりたいと願うようになる。

しかし、具体的に自分で行動してみるとなかなかおもい通りには行かない。
若いときだとすぐ癇癪を起こし性急に答えを求め苦しんだ。
もっと自分にあったことしようと悩み迷うのが日常茶飯事だった。

今は違う。
10年先にできればいいと自分の可能性を信じるだけだ。(気が長くなったのかも)
人間はいつも自分が生き残りたいと考える故に成長したいと願うように造られているに違いない。

ダーウィンの進化論に、
『最も強いものが生き残るのでもなく、
最も賢いものが生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは変化できるものである』

皆さんは自分の可能性どのように信じ、開かれていますか?

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