仁を実行する

投稿日:2015年8月28日 更新日:

論語では孔子が『仁』思いやりを持ってすることを解く、
これには礼儀をもってすると答えたりもする。

孔子の弟子の中では聡明な子貢がズバーっと切り込んで質問する。

『子貢、仁を為さんことを問う。
子曰く、工、其の事を善くせんと欲すれば、必ず先ず其の器を利くす。
是の邦に居りては、その大夫の賢なる者に事え(つかえ)、
其の士の仁なる者を友とす。」

意味=仁を修め実践していく道を子貢がたずねた。
孔子先生は大工が良い仕事をしようと思えば、
必ず、先ず道具をよく切れるようにしっかり磨きかけるものだ。
それと同じように、自分の国の賢者といわれる立派な大夫(大臣)に事え、
役人の中でも仁者を友に選んで交わることを心得ることだ。

なるほどである。
仁という抽象的なことを追っかけても具体的には実現しない。
素晴らしいリーダーの下で、仁を実行したい人と組んでよくするのが方法だというのである。

孔子は友について語ってるのが、
李氏第十六に『孔子曰く、益者三友、損者三友、
直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするするは益なり、
便辟(べんぺき)を友とし、善柔を友とし、便侫(べんねい)を友とするは損なり」

益になる友とは、正直な人、誠実な人、知識の豊かな人であるとも言ってる。

友を見抜く目もなければならないので、益者三友を書いた。
逆から言うと,自分が益者に成る修養することでもある。
『大学』天下を修める志は良いが、天下から手をつけると恨みやねたみをかって、
殺されないとも限らない。
昔から聖人といわれる素晴らしいリーダーは天下を治めるなら最初に自らを治めることから始めた。
『修己治人』と言って、先ずは己を修養して、結果天下を修めたと歴史は教えていると書かれている。

仁を実践してる人は、その人の友達を見れば解るということだ。

皆さんの益者三友どんな人物でしょうかね?

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